主婦が民泊始めました。Airbnbドタバタ日記

子持ちの主婦が外国人を家に受け入れる、そのドタバタ騒動を綴ります。

アフリカ系アメリカ人カップルと、呆然とする赤子

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

去年の夏のことです。10日間アメリカ人Wさんカップルが泊まりにきました。

彼女らは旅慣れしていて事前のやりとりもスムーズで、自分たちで家までたどり着きました。


「Hello〜〇〇san♪」と明るく陽気に家に入ってきた二人。


で・・・でかい!!

身体が縦にも横にも大きい!

カップル両方とも190cmありそうです。

私は思いっきり見上げる感じです。頭がドアの上部分にぶつかりそうで、ややかがんでいる二人。

そして二人とも100キロありそうです。そして黒い!さらにゴージャスなドレッドロング!

プロフィールの写真は本人のはずですが、全然、想像と雰囲気が違ったのです。

今までも夫の友達でアフリカ系のヨーロッパ人や、どこ出身かは知らないけれどブラックピープルと会う機会はちょくちょくあったのですが、彼らの登場には「おぉぉぉ」と圧倒されました。なんていうか、映画の中の人たちが現れたという感じ? ゴスペル歌いだしそう!天使にラブソングを系。


やっぱり日本に来ている外国人は、日本にちょっと染まっているんですね。

そういえばインドカレー屋のインド人は浅黒いくらいのこげ茶色なのに、旅行先の本場のインド人はみんなまっ黒で光っていて、びっくりしたことがありました。日焼けの差なのか?

とにかくWさんカップルには、良く渋谷の服屋の前や六本木でみかけるようなブラックピープルとは全然違った本場の風を感じました。なんだろう、ダイナミックなかんじ?


うちの赤子、二人を見た途端ポカーンと口をあけて止まったまま動かなくなりました。

いつもはお出迎えの時、「あだだだだー」なんて宇宙語で出迎えし、もっている物で珍しいものを奪おうとしたり赤子ダンスを踊ったりするのですが。

さすがに今まで全く見たことがない人たちだったようです。ずっと固まったままポカーンと彼らを目で追っていました。


しかし、そのダイナミックな容姿と裏腹に、Wさんはとっても優しい女性らしい、可愛らしい性格で、気さくな人でした。いつもニコニコ話しかけてきます。

「この家に入ると、小人の家に来たというか自分が大きくなった感じがするー」と照れていました。

「〇〇さん(私)と一緒にいると自分が巨人になったような気がするわ〜」

(いや実際けっこう巨人だよ・・)

「〇〇さんの靴と比べると私の靴お父さんの靴みたい〜」

(いや父の靴そんな大きくないよ 笑)


やっぱり日本人って、最近は身長が高くなっているとはいえ、世界では、小人なんですね?家も小人の家。2m近くある人はみんな頭がぶつかりそうになっています。


Wさんと一緒に銭湯に行く約束をしましたが、なかなか時間が合わず。ある日彼氏の方が、「Wが一人で銭湯に行った」と言うので、心配になって後から私も入りに行きました。

だって・・この近所ではまず絶対に見かけないタイプの外国人が、昔馴染みのお年寄りが集まっているような普通の地元の銭湯に入るなんて・・・。大丈夫?


おそるおそる銭湯に入ると、ドレッドヘアをうまいこと上にくくりあげ、ジェットバスに浸かりながら目を閉じている彼女を見つけました。

良かった☺️


Hi!

と声をかけて一緒にお風呂に入りました。「ここの蛇口ひねっても出ない、壊れてる?」というので、見ると洗い場のシャワーの下の蛇口です。

強くただ押すと一定時間出るタイプなのでした。銭湯に多いですよねこれ。

外国人には難しいようです。


銭湯からは二人で仲良くかえりました。裸の付き合い、もうボーダーレスですね。なんか昔からの友達のように打ち解けました。お互いの彼(夫)との馴れ初めなんか話しちゃったりして。


それにしても、周りは近所の小さいおばあちゃんだらけ、年季の入った普通の小さい銭湯の湯船に、ドレッドヘアでワイルドなかんじのWさんが日本人さながら目を閉じて湯に浸かっている様子は、なんていうか、シュールでした 笑。


ある時家でご飯も一緒に食べて、洗い物で二人で台所に立っていると、後ろで夫が爆笑していました。

「二人の後ろ姿、母親とちっちゃい子みたい!!」

確かに常に見上げてますが、私の方が年上ですけど!?

私も、Wさんと一緒にいるとやせっぽっちの貧相な少女になったような気がしました。(いや実際は少女というかおばさんですけど・・)


赤子は彼らが帰ってくるたび、ポカーンとして、全然慣れませんでした。人見知りはしなかったものの。

Wさんも「この子いつも何か不思議なものを見るような目で見てくるんだけどー」と言っていました。す、すみません。


最後の日は「また来年来るわ〜」と言って、抱き合ってお別れ。

「これいらなくなったから、使ってもいいけど捨てておいてね」と残された靴は、やっぱり巨大でした。普通に靴箱からはみ出します。横にしか置けません。困ったので結局捨てることにしました。

民泊をしていなかったら、きっと一生出会うことのなかったでしょう。アメリカの空気を運んでくれた陽気でフレンドリーな彼らの滞在後は、なんだかすこし寂しかったです。