主婦が民泊始めました。Airbnbドタバタ日記

子持ちの主婦が外国人を家に受け入れる、そのドタバタ騒動を綴ります。

Bくんの切なく淡い旅先の恋

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注:画像はゲストと全く関係ありません。

ご無沙汰しました。家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

今回は、前回ちらっと話した、チェックイン前日の夜にいきなり予約してきたフランス人男子Bくんの続きです。

Bくんは、長期滞在の美女Aさんの滞在中に、空いているもう一つの部屋を急遽予約しました。

いや〜彼は正直私の家を選んで大正解だったと思いますよ・・・。

ハイシーズンにもかかわらず、私が直前にいい加減な采配で適当にガッと値段を下げていたため、数日間の滞在でしたが、B君のトータル料金はなんと1万未満。安っ。
正直泊まる前日夜に探して、こんな低価格で数連泊できるところ普通ないよー。カプセルホテルより安い!しかも部屋広い、実質2部屋だし。

まぁ値段のことは置いといて、ちょうどチェックインの日も、私が子連れで迎えに行くことができました。Bくんは駅ナカのフリーwifiを使って連絡をくれたので、無事に時間通りに会うことができてとってもスムーズなチェックイン。会ってみると爽やかシャイボーイ。良い人そう!若い!こちらもほっと一息です。

そして駅周辺のレストランなどを紹介しながら帰路につき、ダブルベッドつきの広い部屋を提供。ポケットwifiももちろん、ご自由にどうぞー。と。

B君はチェックイン日はノープランということで、「最寄駅への別の行き方を教えるから、荷物を置いてちょっとしたら一緒に行こう」と約束しました。
ちょっと部屋で休んだ後リビングに来ました。リビングに置いてあった楽器をB君は昔習っていたらしく、「これ弾いていい?」と。
「どうぞどうぞー」と、Bくんの奏でる音楽とともに和やかに過ごしていた時、フランスから舞い降りた天使というべきゲストのAさんが帰ってきました。

「ズキューン」
?
と音が鳴るように彼のハートが射抜かれたのを肌で感じましたよ。
彼、明らかに動揺していました。
駅で彼と初めて会った時も、なんとなく照れた微笑みを浮かべていてシャイボーイだな、とは思ったのですが・・・。
人が恋に落ちる瞬間って、こんなにわかりやすいんですね。例え外国人でも。笑顔を作ろうと鼻の下が伸びて耳が赤くなり、行動がキョドッている。
「彼女もフランスから来たんだよ」と紹介すると、デレデレに動揺しながら、二人でフランス語で話していました。Aさんはいたってクール、でもニコニコとしていました。やっぱり一人旅の旅先で同郷の人がいると、ちょっと心強いよね。
Bくん「もしかして楽器の音がうるさいかな?ごめんなさい」
Aさん「全然気にならないわよ、続けてください」
フランス語だから、雰囲気でわかった二人の会話はこんな感じ。

いや〜美人って、すごいな。

改めて美人のもつ力を見せつけられた気分でした。

その後、自分の部屋にもどり、私の道案内を約束した時間を過ぎても、B君はリビングにきません。なんだか部屋で話し声が聞こえる気がするけど、電話でもしているのかなー、と思っていたら、降りてきました。

B君「Aと夕ご飯を食べに行くことになった」

へっ?!なんで!?
Aとって!
すでにAさんを呼び捨てだし!
なんかボソボソ聞こえたのはずっと二人で会話していたのかー!!
やるなシャイボーイ。

私「え?今から?じゃあ道案内は?・・・私駅まで教えるの必要?」

B君「わからない、Aに聞いてみる」

私「いやいやいや、彼女がきっと教えてくれるだろうから、私が行かなくてもいいね、うん、そっか。楽しんできてね」

・・・それ私が行ったら、完全にお邪魔虫だろ。
B君「ありがとう」

しばらくしてAさんがリビングに降りてきて、「とってもピザが食べたくなって、一緒に行くことにしたわ」とニッコリ。

な、なんだよー!私もピザ食べたいよぉぉ??
っていうか何この旅先での素敵な出会いっぽい展開。
一人旅中に下宿で同郷の美人と出会い、一緒にディナーに行くことに・・・

素敵すぎる。
なんか似たような漫画か映画あったな。
http://ren-ai.jp/21479

そして二人は仲良くピザを食べに行き、その後も一度帰ってきてからもう一度二人で出て行き、帰ってきたのは深夜でした。飲み直したのかな?

若いって素敵ね・・・。

自分が全くの部外者で、ただの民宿のおばちゃん設定なことがせつなく悲しくなりました。

旅先で出会う同じ旅人同士意気投合して飲みに行くとかって、楽しいよね。あと10歳若かったらな・・・。

Bくんは1週間未満の滞在でしたが、リビングでくつろいでいる時間も多く、私達親子とも会話したり、音楽を奏でたりしていました。Aさんは帰る準備や勉強で忙しく帰りが遅いことが多く、その後はたぶん二人では出かけなかったみたい。

Aさんは帰る前日は早めに家に帰ってきました。飛行機のチケットを念の為プリントアウトしたいということでプリンターを貸したところ、その後にBくんが部屋からでて来て、「僕も楽譜をプリントアウトしていい?」とやってきました。
でもBくんのパソコンとプリンターがうまく起動せずにいると、「Aに聞いてこよう、Aのパソコン使わせてもらえないかな」と。

「えー今帰る準備で忙しい時にそんなこと頼んじゃうの(;^_^やめとこうよー」っと思ったのですが、たぶんAさんと、なにか話すキッカケが欲しかったのね。わかりやすい。かわゆい純情少年みたいね。
放っておきました。
夕飯一緒に食べるかなーと思ったのですが、Aさんは早朝出発ということで「私はもう寝るわ。今までありがとう」と。
無事Aさんは朝早く、Bくんも少し遅れてチェックアウトして行きました。

Bくんにとって、この家は、なんだか甘酸っぱい日本の旅の思い出の一つになったことでしょう。

いやートータル1万以下でこれはやっぱり破格だよね・・。