主婦が民泊始めました。Airbnbドタバタ日記

子持ちの主婦が外国人を家に受け入れる、そのドタバタ騒動を綴ります。

民泊で垣間見る、各国の子育て事情。フランス式って本当にいいの?

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

こんにちは、部屋の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

うちの家は子ども、赤ちゃん歓迎を謳っているので、結構子連れが来ます。普通は赤ちゃんとか物壊したりおねしょしたり汚したりで、ホストからは敬遠されそうですが、うちは自分たちも子どもいるから、ちょっとうるさいくらいでいいんですよねー。おねしょ用防水シーツあるし。色んなものを貸してあげられるという利点もあります。

そういうわけで0歳から5歳まではフリーで受け入れ、よちよち歩きだったり、ありゃまー生まれたて!みたいな赤ちゃんも来ています。

そこで・・・子育て事情の違いにびっくりしたこと。
最初に来たのはヨーロッパ。
まずどこだっけ、北の国フィンランドだったかな?の1歳児連れ。
すでに京都などを旅してきたのですが、その子は見事に鼻垂れズルズルで風邪引いていた赤ちゃんでした。しかし両親は日光や鎌倉に行きたい!と。

正直日本だったら家でおとなしくしているレベル。しかしもちろん親にもよるんでしょうが、割と親の予定優先で、「予定通りいきたい!」と鼻垂れで、熱もありそうな1歳児を早朝から日光まで連れてっていました・・・。

かわいそう。

でも人の家庭のことだし、口出ししませんでした。日光は結構遠いから一泊2日がベストだよ、とアドバイスしましたけれど。

そして次にフランス。フランスよく来ます!結構小さな子も普通に連れてきます。
最近フランス式子育てが素晴らしい!みたいに取りざたされて、本も人気ですが、どーーーーなんですかねーーーー!?!?
私は正直懐疑的ですよ。フランス式子育て。

なんだよフランスって響きで雰囲気オシャレなだけじゃないのーー?
といいつつ本屋で立ち読みしまくった私。

よく聞かれるのは、「フランス式だと赤ちゃんから親とはベッド別なんでしょ?フランスの赤ちゃんは夜泣きしないとか」
そうそう。そうなんですけどね!

夜泣きしても放置かおしゃぶりなんですよ。(注:うちにきたフランス赤ちゃんの場合)

フランスだと家が広くて子どもの部屋が最初から一人づつあるからね。日本のような元来木造で小さい家にはやっぱりフランス式は向かない気がする。

でもってうち来たフランス人親子と赤ちゃん、初日めっちゃ夜泣きしてました。もう1歳半でしたが。夜中3時頃から朝方までずーっと泣いていました・・・
たぶん慣れない環境の変化と時差ぼけでしょう。

私は1階、彼らは2階でそれほどうるさくはなかったのですが、私は日本の母なので赤ちゃんの声には敏感で、大丈夫か心配になりました。
実は隣の部屋に長期滞在の学生が来ていたので、それもハラハラ。
翌日彼女に「昨日の夜眠れなかったでしょう?」と聞いたところ「全く眠れなかった・・・でもそれよりびっくりしたのは両親が全く構わず寝ていたのよ!全然あやしたりだきあげる気配がなかったわ」と。

そう。フランスは基本放置なのです。部屋別にしているし、きっと重厚な石造りのフランスの家じゃ赤ちゃんの声は大して聞こえないんでしょう。うちには響き渡っていましたけど。
(もちろん親にもよると思います)

日本の母は多分敏感で、布団並べて隣で添い寝やベッドをくっつけて寝て、泣きそうな気配だけでもあやしたりミルクをあげたりするのが一般的ではないかな?

学生の彼女はオランダ出身、「オランダではその中間くらいかな?一人でも寝かせるけど、泣いたら抱き上げるわ」と。

次の日のことを考え彼女とは部屋を交換しました。

次に来たフランスの赤ちゃんは、1歳超えているけど7キロと華奢〜。ベッドの周りにたくさんのおしゃぶりを並べていました。

それってお腹空いて泣いたらおしゃぶり咥えろってこと?

こんな痩せているのに。正直夜間も授乳したほうがいいんじゃ・・・と思いました。

で、その赤ちゃん、寝かしつけ後何度か夜12頃まで泣いて、その度母親が様子見ておしゃぶり口に突っ込んでました。

・・・いいか悪いかはわからない。

アメリカからの赤ちゃんは、ユーチューブで子どもの音楽を聴くのが好きらしく、マイIPAD持っていました笑

うちの子も電子機器もテレビも好きだけど、「テレビやスマートフォンを触らせるのは良くない」という一般的な意見によって、どうも後ろめたく一応規制しています。わかっちゃいるけど、大人が使っているものなんでもほしがるし、難しい〜。
赤ちゃんにMy ipad 与えるってむしろ潔いよね。私にはできないけれど。

そして暖かい地方のアジアの赤ちゃん。
冬だったので、あまり冬服を持ってきておらず、両親が買いまくっていました。寒い家でごめんね。
そして日本同様、バスタブにお湯はって赤ちゃんを入れていました。しかし着替えるのは二階の部屋。バスタオルに包んで急いで部屋まで運んでいたけど、赤ちゃん寒かっただろうな・・・・着替えお風呂場に持っていけばいいのに。自国での習慣だったのでしょう。

そういえば、ヨーロッパの離乳食は1歳超えていてもずーっとドロドロでした。(うちの中だけの統計よ)
日本て結構最初はドロドロ▶️パクパクみたいに移行させていきますよね。でも彼らが持ってきていたのはいつもすりリンゴの瓶のような感じでした。
そして海外では結構大きくなってもみんなおしゃぶりくわえています。日本は最近は歯並びが悪くなるとか、元々は必要なかったなどで、与えない親が多いですね。うちも最初から買っていません。

フランスの親は、哺乳瓶をしっかり洗わずゆすいですぐミルク注いでました。いいのか?!いやダメでしょう。

もちろんその国々で色んな親がいて色んな子育ての主義があるのでしょうけど。

そんなこんなで、うちにきた各国の子育てでした。

家にフランス人が来すぎて一人言葉が通じないストレスのせいか、フランスの子育ってそんな素晴らしいかー?どんなー?なんでそんな本売れてるのー?と斜めにみてしまっているドタバタ主婦でした。

見習うべきところ、いっぱいあるのかもしれないけどね。