主婦が民泊始めました。Airbnbドタバタ日記

子持ちの主婦が外国人を家に受け入れる、そのドタバタ騒動を綴ります。

会長さんと子連れ主婦が同居していた話2

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

以前3ヶ月と長期にわたってホームステイしたとっても素敵なアラフィフ女性、なんか違うと思ったら実は世界的な企業の会長さんだったのです。

こんなことってあるんですね。


その暮らしぶりから成功する秘訣があるのではないかと思い、一緒に暮らしていて彼女と話したこと、生活習慣、性格などなど覚えていることを書いておきます。(個人情報保護のため一部脚色または似ていることに変更しております)


素敵な50代を目指すためには少しでも見習わないと。っということでこの話は自分のメモ用であまり面白くないかもしれません。いや別にいつも面白くないけどね〜。


Bさんは、朝は6時半頃から7時頃にはもう起きて、さらっとシャワーを浴びてすぐに家を出ていました。学校や職場近くのカフェで勉強と朝ごはんをとるためです。自分の家では毎日5時起きだったそうです。

そして朝は学校、午後から仕事(にまつわること、会議や会食やセミナーなど)

をしていたようです。私の家に帰ってくるのは早いと夕方、会食などがあると10時頃でした。

会食は、港区の素敵なレストランが多いようで、時々お土産スイーツをくれました。私はその優雅な空気だけでも、ちょこっと吸わせてもらえるのが嬉しかったです。何しろこっちは毎日児童館とダイエーの往復ですからね!ダイエーの服がおしゃれに見えてくる今日この頃です。


早く帰ってきた日は、リビングでお茶かワインを一緒に飲み、世間話。子どももすっかり懐いていました。テレビのニュースを見ることもありました。ニュースを日本語で聞いたり英語で聞いたり。ただだらだら見続けることはなかったです。Bさんは常にスケジュールを毎朝立てていて、それに沿って、この時間はご飯、団欒、勉強、就寝、と行動していたようです。なんだか私もそうした計画表を子どもの頃の夏休みとかつくったことがあったけれど、実行されたことは一度もないな・・・。やっぱり、毎日のスケジュールに沿って行動する!って大切なのかも。


Bさんは、「子育て中も毎日【今日やることリスト】を作って、出来たら線で消していったけれど、赤ちゃんの時期はあれもこれもまた出来なかった-って日が多くて、全然予定通り進まなかったわ。」とも言っていました。

子育ては世界共通、【思い通りいかない、予定通りいかない】ことなのね〜。

しかし、私はぼんやりと今日やることを考えても、リストで書き出すなんてしたことなかったです。

思い通りにならなくても、今日のto do list を明確に書き出すことがいいのかも。


Bさんは健康にさらっと気を使っていて、夜はあまり重いものを食べないとか、サラダだけだったり、ヘルシーなスムージーやフルーツをよくとっていました。お寿司や和食も好きでした。

たまに私は味噌汁を作ってあげました。でもワインもとっても好きで良く新しいボトルを試していました。

ちょっと体調を崩すと長く寝て、けっしてこじらすようなことはなかったです。


また子供に関する愚痴などを話してアドバイスをもらっていました。最近の話題はもっぱら日本の保育園状況など。認可は何百人待ちで第10希望まで書くくらい、家の近くのところに希望通りすんなり入れるなんて無理そうだし、無認可は下手すると10万超えたりだし、両親遠いから何かあっても頼れないしー。日本は共働きがとっても難しい、と。

彼女はよく日本の時事にも精通しておりました。日本の男性の価値観や会社のシステムも。

どうやら、保育関係の仕事も始めるそうです。


Bさんは民泊についても今日本で急成長しているビジネスだから、と言っていました。成長が急すぎて、エアビーのシステムも、政府の対応もそのスピードについていけていない、と。そうねそうね。私の家は学生のホームステイが一番適していると。学校に、私の家を下宿先として募集案内を置いてくれると言ってくれました。


でも私がもし民泊を副業としてやっていくには、まずは隣の空き家を買うことね。って!!

そんな簡単に。

売りに出されているわけではなく、中にはきっと大量の荷物があるはずなので、難しいと伝えました。

でも、だれかスポンサーが名乗りを上げてくれるか、家主と交渉してくれるなら、隣でできるというかむしろちょっと隣くらいの距離の方が、トラブル対応には良いけど適度にプライバシーも保てていいのかもしれない。そして適度に交流もできるしね。

エアコンガンガン使われても気にならなさそう。で、リビングは共用的なやっぱりシェアハウス風がいいなぁ〜、リフォーム必要かな・・と、夢が膨らみます。


ということで、誰か出資か家主と交渉してくれる人募集します。なーんちゃって、しばらくは無理でしょう。


Bさんは、とっってもきれい好きでした。毎朝完璧にベッドメイクしてから部屋を出ていました。これだけ綺麗にしていたら、帰ってきた時も気持ちよく過ごせそうです。

その綺麗さといったら、むしろ初日に私がやったのより全然綺麗。3ヶ月と長期だったので、週一くらいたまに掃除に入ったのですが、掃除すると逆に汚れそうで心配なくらいでした。

何から何まで、きちんと整理整頓されていました。

そういう人って、頭の中もきっと整理されているのでしょう。

私はドタバタの行き当たりばったりで、なくし物も多く、カバンの中も机の中も、探したけれど見つからないのに〜毎日片付けているのに片付かない、こんな人生〜。って感じです。

というわけで、最近は朝起きてまずベッドメイク、するようにしてます。そして断捨離を敢行しています。


あぁやっぱりツラツラ書き連ねただけであまり面白くないですね。


しかし思い出したら、また続きを書きます。


ゲストも一緒にかぜっぴきのGW

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

ちょうどGW 前後に、2週間のアメリカンカップルが来ていました。

とても素敵な美男美女カップル。若いです。とってもフレンドリーです。何かとsuper awesome! Super fun!みたいなー。彼らと話していると英語も若返りそうです。


その直前のゲストが南から来て、寒い寒いとストーブをつけていたのに対し、着いた日から暑い!とクーラーをつけたそうにしていて😓正直快適に過ごしてほしい反面、日本の暮らしに入ったなら私たちの暮らしに沿ってほしいと思ったり。本当に、ヒーター&クーラーは毎回私の中でちょっとしたストレスです。

もし貸切だったら、例えどんな風に部屋を使われようと知る由もなく、こんなストレス感じずに済んだのに・・・。と思ったりもします。お金をもらっているのだから、気にしないように、と思いつつ、こんなにせっかくいい季節なのにーと。一緒に家にいるからこそ気になる家電の使い方。浮気はわからないようにして!っていう気持ちがやっとわかりました。

でもそんなことは、どうだっていいんです(じゃぁ書くなよっていう)


素敵カップル、アメリカの北から来たので暑くて毎日タンクトップです。多分窓開けっ放しで寝ていたのでしょう。ついた次の日から咳をしだし、3日目には一人ダウンで一日中家にいました。

旅行中は移動も多いし疲労や気温の変化や乾燥で、家に来る前から風邪をひいてくる人も結構います。

あまりマスクをする習慣がないので、まぁまぁあっという間に家中の皆に移りまくる。これもホームステイ型ならではの弊害ですかね。風邪で済めばいいけど、その他感染症が心配です。各種の薬や湿布、うがい薬などは準備してありますけれど。


と、今回はゲストとほぼ同時にうちの赤子も咳&鼻水!!!

私の家の予定は赤子中心のため、川でのキャンプ予定がおじゃんです。


赤子は順調に😰風邪悪化、38度発熱。遊びたい盛りなのになんか具合が悪いから機嫌も悪く、食欲もなく、とりあえず公園くらいしかいけません。

近い公園、遠い公園、おもちゃ美術館、近所の公園の日々でした。

そして私も遅れて赤子から風邪を移され、今薬漬けのマスク女です。せっかくの休日日和なのにー。

家の中は風邪菌で蔓延。あちこちでゴホゴホ、ズビズビ、はーっクシュんです。


ゲストはそういうわけであまり遠出せず、都内の観光地をゆっくり回っているようです。深夜まで帰らない人が多い中、毎日7時頃には帰ってきています。

そして団欒タイム。とてもフレンドリーで、お酒を飲むわけではないけれど話が弾みます。毎日9ー10時頃は夫も交えてみんなでトーク。今日撮った写真を見せてくれたり、買ったお菓子を分け合ったり。

今日は会話の途中で、「アメリカの豆腐は固い、生で食べたことがない」と言っていたので、絹豆腐に鰹節と味ポンをかけたものを出してあげました。豆腐も美味しい!と喜んでくれ、特に味ポンを気に入っていました。「美味しい!なにこのドレッシング」と言うので、プラスチックボトルで300円程度で買えると教えてあげました。super awesome 😅

ついでに、食べたことないと言っていた納豆も試食してもらいました笑 

「ピーナッツみたいだね」と一粒だけこわごわすくって食べ、「何回か食べたら美味しく感じられるかも、」と言っていました。

赤子も彼らをとっても気に入っていて、宇宙語で話しかけたりしてとても和みます。

こうした家族として加わった旅行者たちとの一家団欒のひと時はとっても楽しいです。



問題は、みんなどうにもこうにも病気っぽいってことだけ。

あははは・・・ゴホゴホ、はーっクシュん、ズルずびーっ っていう和やかなひとときを過ごしました



世界的企業の会長と子持ち主婦が3ヶ月間同居した話①

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。


度々登場していたBさん。海外女性で一人で3ヶ月と長期に泊まられた方です。彼女は仕事をしながら学校にも通い、休日は山登りに出かけるとてもタフな女性でした。

彼女と過ごした3ヶ月は本当に楽しく、正直一生家にいてくれて良いのに・・・と思うほどでした。完全に家族の一員。今はBさんロスといった状態です。寂しい。


彼女は、度々自分の仕事についても話してくれました。幾つか仕事をしている、輸入品をどーのこーの?詳しくはよくわかりません。まぁ私はビジネス英語は半分くらいしか理解できず、ふんふん、なんだか色々やっているビジネスウーマンなのね、と思っていました。

そしてたまに見せてくれる自宅と家族写真からも、裕福なかんじが伝わってきます。本人曰く、自国では普通の家、と。

本人は服装もいたってシンプル、持ち物も最小限。シャンプーなども私の家のものを普通に使っていました。


彼女が帰国して、使っていた部屋に文房具やビジネス関連の書類などが沢山残されていました。夫が名刺を見つけ、「会長ってなに?」と。


「CEOのさらに上のボスだよ」


「Bさん会長だって」

し、しかも、とても有名な会社です。

・・・Bさん、世界的な大企業の会長さんだったのです。


う、うそでしょ💦💦



最近はどうも富裕層のゲストが多く、うちみたいな庶民の家に来られてがっかりされちゃうんじゃないかと気後れして、Bさんにそれを相談したりしていたのに。

た、たしかに、片鱗はそこかしこにあったけれど、彼女がとてもシンプルな暮らしぶりをしていたので、そこまでとは思いませんでした。

彼女が私にフォローのためにいった、

「裕福な人は、節約がうまいから裕福なのよ、みんな贅沢が好きというわけじゃないわ」

という言葉が身に染みます。


ということで、3ヶ月間、世界的な大企業の会長さんと普通の子持ち主婦が同居していた話。予告編でした。


祈りの時間に子どもがギャン泣き、民泊と宗教事情

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。


今日は少しセンシティブな話題です、ずばり宗教について。

民泊では世界中の国々からくるわけで、人種も年齢もバラバラな海外旅行者、宗教だってバラバラ多種多様。ゲストに私から聞くことなんてないですけど、食べれないものを聞いた時や出掛けられない曜日などでそれとなくわかります。まず服装でムスリムの女性はわかります。食事などは極力出さないように気をつけて、信教の自由は何人に対してもこれを保障するということで、誰がなんであろうと私はあまり気にしません。


ただ、ゲストによっても主義主張は色々違うので、あ、この人はこの宗教は嫌いなんだな、とかがあると発言になるべく気を使います。(難民問題や戦争についてとかで、ゲスト同士意見が分かれたりします。なるべく中立の立場を保とうと努めています。夫は平気でベラベラしゃべるので私は内心ドキドキ)

私と夫も、実は宗教が違います。というか私は、日本人に最も多いタイプ。ファミリーとしてのルーツでは仏教(真言宗だったと思うけど自信がない😅)だけど、葬式くらいでしか意識することがない、という無宗教派です。考えてみたら嫁に出たから本当に無宗教かも?


さて、本題。

以前、アジアからのゲスト二人組で、とっても穏やかで、人柄もよく、話しやすい人が来ました。だけどなんだか、せっかくの日本旅行なのに、毎日朝出るのも遅いし帰ってくるのも5時頃とか早い。家を出ない日もある。せっかく天気がいいのに部屋でなんだか何やっているのか、なんのために来たのだろうというカップルでした。


ある日明日はどこにいくの?と聞くと「〇〇」と、全然聞きなれない、観光地でもない地名を出されました。そしてアクセスも悪そう。


「えっ、なんでわざわざ?(というかどこだそこは)」

「色々ミュージアムとかがあるから・・」

いや無いよ。全然観光するとこ無いよ。マイナーながら密かに人気、とかでも無いよ。ゲストが間違えたんじゃ無いかと聞き直しても同じ場所をいいます。


ググって見ると、

あっ・・・

知る人ぞ知る、ある有名な宗教施設の場所だったのでした。

なるほど、ちょっと感じた不思議な違和感はそういうことだったのですね。

納得!という感じでした。夫にそのことを告げて、余計なことを言ったりしないよう釘を刺しました。こういう情報共有は大切です。知らないと、あそこの神社は風情があるよーなんてオススメしちゃいますからね。


そのまたある日、たまたま違う部屋を掃除しようと、彼らの部屋を通ると...おおっぴらにドアを開けたまま祈りを捧げている!!

おっとっと!みちゃいけないものを見ちゃったかも!

あわてて通り過ぎようとした時に、うちの赤ん坊が後追いして来ました。好奇心旺盛なやつなんです。「おっおっおっお」とオットセイのように近づいてくる息子。

ゲストも私たちに気づいてしまいました!

祈りを中断してこちらに来ようとしています。

私はパニクって「邪魔してごめんなさい!!」と焦りながら告げてドアを閉めて戻ろうとしたのですが、赤ん坊がドアが閉められたことで、「なんだよせっかくここまで一生懸命来たのに!ドアを開けろー!」とばかりに大泣きしだしました。

ハイハイしかできない息子は命がけで来たのです。

抱きかかえながら戻りましたが、しばらくギャン泣き。

うあーーーーーん😭😡って感じです。

お祈りの時間になんというバッドタイミング。まぁ赤ちゃんって、こういうことするよねー💦

結局とっても気まずかったので、泣き止むまで外に出ました。その後は何もなかったかのように、お互いその話題を出しませんでした。


このゲストはとても礼儀正しくて、ゴミも分別してくれて、チェックアウト時にわざわざ自分たちで捨てにも行ってくれていました。


ですが💦

ゴミに出した紙袋が、一目でその宗教とわかるものが使われていたのです。

ガーン

そしてゴミを出すには遅すぎでした・・・。彼らのゴミだけドーンと収集場所に置いてありました。

や、やばい!

それまた焦ってその紙袋を持ち帰る私。

とりあえず持ち帰って玄関前に置いておきました。


ハウスマニュアル中に「長期滞在者は、ゴミ出しできたらお願いします」と書いておいたのが逆にまずかった。ゴミ出しはゲストにはさせない方がいいです。分別までで十分です。


さらに、その紙袋を持ち帰って玄関前に置いた直後に、ご近所の方が回覧板を持ってきました。


ゲゲゲ(死語?)  まさか紙袋、見た?見ちゃった?


気まずさで紙袋を後ろに、やたら饒舌に世間話を語ってしまいました。

何気なーい休みの話題や天気の話題をしつつ、心の中では「やばい、この人紙袋みたか?いやみてないはず、見ていたらそんな和かに話せないだろうけれども、ピンポン押すまでもちろん見ているはずだし、どうなんだろう、実際はあーなるほどねーこの夫婦そうなんだ、フーン、とか思っているのか?」とグルグル考えてしまいました。


もしかしたら「宗教絡みの布教活動ってことで海外の友達がいっぱい泊まりに来ているのかー」と思われちゃったかも・・・・・・。

それならそれでいいかな。

いやでも私には無宗教なりの、いつも中立でフリーな立場!どの宗教も良いところがあるし神様もいっぱいいてもいいじゃない!みたいなプライド?があるんですが・・。


と、いうことで、色んな国の色んな人種のもちろん色んな宗教の人が来るので、そういうことも気をつけなきゃねっという話でした。


それにしても私は宗教なんなんだろう。お墓どうなるんだろう。


PS

あまり関係無いことですが、ムスリムの女性と娘さんが来て一緒にリビングにいた時に、たまたま息子のオムツを替えなければいけなかったのです。

リビング以外に移動しようとしたのですが、他の部屋が暖まっていなかったので、一応断りを入れてオムツを彼女と娘さんの前で替えました。

ちょうどオムツを開けた時「ホラホラ、〇〇見てみて(笑)」と、彼女は私の息子の大事な部分を娘に教えていました。

私は内心ぎょっとしました。ムスリムってこういうの厳しいんじゃないの!?と。

あれは一体なんだったのかなー。普段自国で厳しい分の反動なのか?


ゲストに聞いた、airbnb事情

こんにちは、家の一室で外国人を受け入れているドタバタ主婦です。

今日は趣向を変えて、ゲストから聞いた他の民泊事情を...


私の家にくるゲストは、1週間は北海道だったり、京都、大阪、広島へ行き、その前後1週間ほどに泊まりに来るというパターンが多いです。だいたいみんな他のところでもAirbnb を使っています。箱根などは温泉旅館ですが。


チェックアウト時や滞在中、「大阪(京都、北海道)はどうだったー?」などと聞くと、旅の感想と共に、他の家はこうだったー、なんていうこともしょっちゅう聞こえてきます。やっぱり旅には泊まる場所も思い出の一部として含まれてしまうんですよねぇ。

正直比べられてしまうので、私的にはピリピリ。あんまり良いところに泊まった後だと、ここがボロすぎると感じるかもしれないし、どうしても「ふんふんそれで?どうだった?」とずいずい聞いてしまいます。

まず聞いたこと箇条書き〜


●駅から近くて良いところだと思ったけど、線路の横でうるさくて眠れなくて、耳栓を買ったよ

←なるほど、線路の横だと家賃も安くなるだろうし、短期の旅行者へ民泊で出すのはいいかも。騒音も気にならないものね...ただ事前に電車がうるさいと言っておかなきゃダメよね(ってこれ致命的じゃ😓)


●何もかも付箋と説明書きがあってとてもわかりやすかった。ただ洗った食器類は全部出されてあって、しまいたかったけれど、どこにしまうかわからなかった

←これ、掃除頼んでいるとしたら怠慢じゃないの。整理整頓されてあるのは羨ましいけど、家中付箋貼りたくないなぁ。


●綺麗だけど、なんだかあまり居心地良くなかった。ここの方が快適

←具体的には教えてくれなかったけれど、とにかく良くなかった、と。家主も一緒のマンション型。あまり交流できなかったのかな。そう言ってくれるのは嬉しいけど、あんまり比べないで💦

でもこのゲストは、そのあまり良くなかったと感じたリストにも、良いレビューを書いていました。なるほどちょっと嫌だった場合でも人柄によっては良いレビューを書くんだな、と解った瞬間です。慢心してはダメね。気を引き締めねば。


●毎日メールくれて説明も質問も即座にメールをくれたけれど、何から何までメールで終わったという感じ。日本以外にも沢山物件をもってて少し不思議な感じがした

←会社系かな。日本ではこういうタイプが多いみたいですね...

●毎日朝8時に「何か問題なかった?」と聞きに来られたんだけど、こっちは寝ているしチェックされているみたいで嫌だった。奇妙なホストだった(海外)

←それはちょっと。でも、部屋をチェックしたい気持ちは非常によくわかる。きっと色々あったんだろうな・・・

●当日に、いきなりもうホストができなくなったとキャンセルされた!

←ビジネスホテルにとまったそうです、何があったのか。

●前のゲストがうるさくて苦情が来たからホストができなくなったとキャンセルされた

←そのせいか、このゲストさんはものすごく静かに過ごしてくれました。逆に私たちの方がうるさくてすみませんという感じ。意外とこういうこともよく聞きます。ホテルと違って実績の少ない民泊ならではのリスクかも。

●寒かった、風も強かった。朝眩しくてあまり眠れなかった。ここはカーテンが濃くていいね

←遮光カーテンを買って良かったー。寒いのはしょうがないのよ。うちも数週間前まで寒かったのよ。


ちょっとネガティブなものが多いけれどこんな感じでした。私の家のことも同様に言われているに違いない。ただそこから色々気づくところもありますから。こういう意見は貴重です。








去年の民泊思い出ぽろぽろ。ゲームボーイ盗難事件

こんにちは、家で外国人を受け入れているドタバタ主婦です。


注意!!

個人情報保護の観点から、家についてやゲストの年齢、職業、時期、その他の設定は変えてあります。また、友人ホストから聞いた話も交えて書いております。

ということで、このブログは事実にやや基づいたようなかんじの適当なフィクションと思っていてくれるとありがたいです。だいたい私の記憶自体曖昧で自信がありません。高校時代のあだ名は「女高田純次」ですからね〜。


いま思えば、去年は濃ーーい一年だったなぁ。

突然思い立って家に外国人を泊まらせることに決め、家買ってリストを作り出して二日目くらいかな。問い合わせが大量にきだしました。

多分一日中ずーっとリストをいじっていたせいで、なんでしたっけ、なんとか対策とかいうやつ、順位が上がったんでしょう。また、新しいリストは割と上位表示されやすいそうですよ。一日中問い合わせがくるようになってしまい。嬉しい反面慣れていなくて大変でした。


うわー、英語のメッセージがたくさん!と焦ってしまい名前を間違えたりして。

夫なんてコピペして、いかにもみんなに同じように送っているだろうなって定型文を大量に送り返し出したから、それじゃ業務用っぽすぎるから止めてくれ!と喧嘩になったりしました。


最初に泊まったイタリア男性、チェックインが夜遅かったから、せっかくだし一緒に夕飯を食べましょう、今日は日本料理を作ります、と、誘いました。目を輝かせてありがとうと言われました。


どかっと大量に乗った牛丼を出したら、

「....これ、日本料理?」

と驚いていて、なんだかひいてました。なぜ?

日本料理というと小皿いっぱい少量ちょこんちょこんとのった雅な感じを考えていたのかなf^_^;)「いや、これ、普通の料理というか、庶民的な大皿料理なんだけど。いっぱい食べられるしすぐ出来るし。夫は好きなんだけど」と、言い訳しまくり。


その後、フランス人女性二人組に出した豚丼、見るからに「なにこれ、食べたくない...」という雰囲気を出され、以降積極的にご飯を作るのは止めました。特に丼もの。お勧めしません!


年末年始にはアメリカから学生の8人組集団が3週間もきていました!

8個のカップラーメンをウェルカムスィーツ?に出しました。

ちょ、ちょっとさすがに学生8人じゃ家に人が多すぎる!目測をあやまったというか。全部で18畳あるので、布団の数的には大丈夫なのですが、まるで合宿所のようでした。


この学生たちは、コミケ目当てできたゲーマーでした。なので(?)朝も遅くに起きてきます。

大学生ってもしかして世界共通そうなのかなぁ、朝というと10時くらいです。

だいたい主婦の朝って6時から始まりますから、グータラされると洗濯や掃除機かけられないんだよー!

ということで、しょうがないから私も10時に起きてました。

なんちゃって、嘘です。ちょくちょく赤子が夜泣きしていたんで去年はほとんど毎日10時起きでした😅主婦ニートと自称していました。今は7時です。仕事していた時は5:30だったんで、平均すればちょうどいいでしょう。


そしてこのアメリカ人集団がきていた時期は里帰りしていたので、途中からホスト不在でした。でも価格は変わらず激安のまま!年末年始でも平日でも価格据え置き!なんてお得な物件!

通常は、個室貸しより一件まる貸しの方がずっと価格がかなり高くなります。


こういう場合はまる貸し用のリストを作っておいて、カレンダーをホスト不在の時だけオープンにすると良いそうです。

今年からはそうしようと思います。

この8人はゲーマーだけあって、あまり家からでないで一日中家にいる日もありました。8人なのであっという間にシェアスペースが汚くなります。8人中2人は100キロ超えていそうな大きな男子大学生でした。

悲しいことに、クッションがぺちゃんこになっちゃっよ・・・。やはり日本のクッション、ボックススツールとかって日本人向けに作ってあるのか、100キロの人が座ってから壊れてしまいました。


ちょっと家に人多すぎでしたが、一緒にゲームの音楽を聞いたり、ジャンクフードを食べたりしてリビングでも楽しみました。

チェックアウトの日、チャージしていたゲームボーイが無い!と100キロ越えの一人が言いだしました。

スーツケースをひっくり返して確認しています。

そして、「盗まれたに違いない!」とスラングを連呼してます。

実は途中で襖を取り替えに業者がきた日があり、彼らにも「今日襖を取り替えに人が入る」と伝えていました。

「襖の業者が不審な動きをしていなかったか」と聞きにきました。


いやーゲームボーイ、盗まないでしょう。誰も。


だいたいふすま屋さん、すごい真面目そうな普通の50代くらいの男性だよ。


ないない。


と、思いつつも、「私が一部始終見ていたし、襖を両手で抱えていて、そんな暇なかったと思う」と真剣に伝えると、「もし見つかったらすぐに連絡してくれ」と言われました。


ゲーマーにとったらゲームボーイって、そんなに大事なんですねぇ。

すごく深刻そうなので、夫が二個持っていて引き出しに入りっぱなしだから、一個あげようかと思ったくらいでした。私にはわからない世界です。


そしてバイバーイという時、彼らの中の一人のリュックポケットから、ゲームボーイが出てきました!

なんだよもー!見つかって良かったね、と最後の最後は爽やかに別れました。


帰った後、どっと疲れてしまいました。

また部屋は大量のコカコーラのペットボトルやゴミでいっぱいでした。

その数、私が飲む一生分のコカコーラより断然多いでしょう。


なんだかかんだか、でも学生だしこんな感じか、と色々と思い、レビューは書くのを迷っているうちに期間が過ぎてしまいました。ゲストからもレビューは届きませんでした。

ホスト不在だったし、期待はずれだったのかな?と思ったのですが、1ヶ月以上経ってから夫宛にメッセージがきました。ゲストの代表ではなくその友人の一人です。夫とゲームの話をした時にメアドを交換したのです。


「日本の普通の家で、普通に生活するみたい泊まれてとてもいい経験だった。いい思い出だ。音楽を一緒に聞いたりリビングルームで過ごした時間が楽しかった」とありました。


ほっこりー。その時は疲れても、こういう本音の感謝の気持ちを伝えられると、嬉しいですね。


そんなこんなの一年でした。


その時の教訓、貴重品の管理は自分の責任で、もハウスルールに入っています。




メキシコの真面目な好青年Aくん。

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。


炊飯器が調子悪い・・・なんか横からブクブク湯気が出てくる。

これまだ一年経ってないんですよ。容量も大きくお米が美味しく炊ける、5層赤外線釜だき?だったか複雑な名前のもので割と高かったのです。


レシートあったらまだ交換してもらえるかなー。

と思ったところで思い出しました。

これ一度ゲストに壊されかけたんだった。


去年の夏に1ヶ月ちょっと一人旅できていた、メキシコの好青年A君です。A君は30歳の建築士ですが日本の大学院で学ぶ予定で、その前の準備期間として1ヶ月私の家に泊まったのでした。インテリ学生という雰囲気です。たぶん普通の家に泊まった方が日本語の練習になると思ったのでしょう。ホテル1ヶ月より格段に安いし。

気のせいかラテンアメリカやアジアなど、やや治安が心配される地域からわざわざ日本に来る学生って、割とリッチというか余裕が漂っているというか、富裕層な感じがします。


A君もまさにそのタイプ。ハンサムですが真面目でいかにも好青年!という感じでした。そして、勉強家。


滞在中、私の友人5人が出産祝いを兼ねて遊びに来たときも「hello」と挨拶し、そのまま彼は部屋に行くかと思いきや、リビングに座り続けていました。

カタコトの日本語で頑張ってみんなと会話しようとしていました。

いやいやいや、日本人五人の会話に入ろうったって無理でしょう。と私はびっくりしてしまったのですが、メキシコの辛ーい飴を取り出しみんなに配ったりして、何やら奇妙で和やかな時間を過ごしたのでした。私の友達もみんな人見知りしないオープンなタイプで助かりました。


子どもの出産祝いできてくれたんだけど、なんだかAくんとの国際交流会みたいになったのでした。


A君は妹もあとでメキシコから遊びに来たいということで、妹の分も別の部屋を作って予約してもらいました。

こういう風に、後から一人追加したい、みたいな時には、あらかじめ普段は公開していない部屋を作っておき、予約したい期間だけそこをオープンし、予約後にまたすぐ非公開に設定するという方法をとっています。

直接現地払いーなんてことも考えたのですが、そうすると補償サービスが受けられないので、やはりAirbnbを通すことにしています。私も案外まじめですからねー。


そうして妹さんも泊まりに来ました。妹さんはグラマラスで髪はサラサラロング、さすがハンサムなA 君の妹さんで、美人でした。そして弁護士です。(やはりどうやらリッチな家系)

その時は別の部屋にもゲストが来ていて、夏だったのもあり、みんなで色んなイベントに行きました。

夏祭りにゲームショー、オクトーバーフェスタ。日本の夏を満喫してもらいました。


オクトーバーフェスタでは席の隣の日本人グループに話しかけられました。Aさん兄妹、私たち夫婦できた時です。

隣のグループは日本人女子二人に男子五人くらいで、すでに出来上がっているノリノリの状態でした。


それにしても私はオクトーバーフェスタのフレンドリーなノリは独身時代から好きなのですが、フレンドリーも過ぎると無礼っていうかrudeというか、紙一重のようなそういう時がありますよね?


まだシラフの時に隣からいきなり話しかけてきて、何この人図々しい。酔ったせいにして肩触ってきやがる、とか。


私は夫と赤ん坊もいるので今ではそんなことは皆無で逆に懐かしいくらいですが、A君の妹さんは美人でTシャツもピタピタで谷間がはっきりくっきり!

しかしそれに付け込まれて変な目に合わせるわけにはいかん!!と使命感が湧いてきました。


酔っ払っている日本人男性達は早速「you どこの人」なんて始まっています。

そこに私がずいっと割り込みました。

「○さん美人でしょう?」


「でもなんお仕事しているかわかります?

弁護士なんですよー!若いのにとっても有能な!そしてこの美貌!すごいでしょう」

男性陣「おおー」

私「美人ってだけではなく、」


男性陣「頭も良いんだ〜」


私大満足。

「美人で若くて頭もいいし仕事もできる、そんな人日本にいます?!まったく手の届かない憧れの女性ですよー」

と、とにかく簡単に手が出せないように、褒めちぎり讃えあげました。


これだけでも彼らの中で、ラテン系セクシー姉ちゃんというぱっと見の印象から、真面目で有能な美人弁護士に変換されたことでしょう。

なんていうか、フィリピン、タイやラテンアメリカの女性って軽く見られやすい気がするので、一緒にいる時は絶対嫌な思いをしないように気をつけています。そんな失礼なこと滅多にないけれど、酒の席じゃぁわかりませんからね。


その後そろそろ帰ろうかという時、A君はなんとびっくり、「彼らともっと飲んでいく」といい、私と妹さんは一緒に帰りました。妹さんはその後から私の名前を何度もよく呼んでくれて、距離も近く明らかに親しくしてくれるようになりました。

それまで、私も近寄りがたかったし、少し遠慮していたんですが、オクトーバーフェスタで思いっきり褒め称えたことが好印象だったみたい。笑


やっぱり褒めるって、世界共通で嬉しいことなんですね。

日本人は褒めるの苦手と言いますが、この時から、例えば服が素敵ね、とか、よく似合っているとか、髪型が今日は決まっているね、とか、ゲストに素直に伝えることにしています。


そんなこんなでA君の滞在は思い出深く面白かったです。一緒にお台場も行きました。週末はそれぞれの国の料理を作ることにし、美味しいメキシコの肉料理も作ってくれました。


と、いうことで、Aくんは素敵な男性だったのですが、たまにちょっとぼけていたんです。


やっと本題に入りますが

ある日なんと彼は、炊飯器の中に釜をいれないまま、米と水を入れてしまいました。

そして何も気づかずにスイッチを入れてしまったのです。


私は夫からの事後報告ですが、米がブクブクブクブクと隙間という隙間から外に溢れ出し、床が水だらけになったそうです。


やってしまった・・と神妙にしているAくんを見るともうit's okay しか言葉がありませんでした。

お坊ちゃんってどこか抜けているところがあるんですかね?

それからです。炊飯器の調子が悪くなったのは。


そして帰国当日も、最後の最後に、スーツケースで襖に穴を開けてしまったのです。

「夫が帰ってくるまで待っている、話したいことがある」と神妙にいうから何かと思ったら。

真面目なんですねー。

後ろから裏紙をしたら目立たなくなったので、いいよいいよ、気にしないで、とそのまま帰しました。1ヶ月家にいて、信頼関係ができているとこちらもおおらかな対応になります。


しかしハウスルールには穴を開けたら一万円と付け加えることにしました。