主婦が民泊始めました。Airbnbドタバタ日記

子持ちの主婦が外国人を家に受け入れる、そのドタバタ騒動を綴ります。

温厚なタイの家族とワイルド過ぎるブラジル夫婦

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

昨日地震大きかったですねー。おさまった後にゲストの部屋にいくと、ゲスト二人とも部屋から出ていて、女性は座り込んで頭を抱えていました。日本じゃ多いですけど、海外では全然経験ない人もいますものね。

「近くの公園が一時避難所になっている、もしこれから放送があったらそこに一緒に連れて行くから、」と伝えると少し安心したようでした。


災害用リュックは用意してありますが、長期滞在者以外のゲストには伝えていませんでした。町内会の避難訓練に出席したので、どう動けばいいかはわかっています。今後は災害用リュック+押し入れに災害用食料品と、一時避難所の位置もちゃんとハウスマニュアルに入れておこう〜。


さて今日は、まだ始めたばかりの頃の話。始めたばかりってどんな仕事でもそうですが、予想もつかないアクシデントやトラブルがあるんですよね。こちらも慣れていないし、一つ一つ反省しながら今後は繰り返さないよう対策をとっていくしかないというか。しばらくすると多少安定するんですけど、はじめはそりゃもうトラブル続出でした。といっても今でも毎回ドタバタしてますけどね。どうしてだろう。


初めてすぐの頃、タイの四人家族が2週間くらいだったかな、来ました。予約はお母さんの名前で実は兄妹が全て手配。日本に留学していて、休み中に親を呼びたいということでした。結構メッセージは饒舌で、「ドライヤーはある?布団はどうなっている?」と質問も多め。なのでこちらは相手が14歳とはつゆともおもわず〜。てっきり大学生くらいかと思っていました。先に兄妹が「道を教えて欲しい」と駅で夫と待ち合わせしたのですが・・。来てみてびっくり!若っ!!っていうかこどもだよ。彼らはあれだけメッセージは饒舌だったけれど、私たちに会うと「はい、いぃえ」しか言えなくなって緊張して黙り込んでいました。

そりゃそうよね。私も中学生の頃は大人って苦手だったもの。でも考えていることはいっちょまえで、大人と対等になんでもできると思っていて。でも実際はやっぱり子どもなんだっていう、中学生の、あどけない一瞬の思春期を思い出しました。

両親は温厚で、英語は苦手でしたが、赤子をとても可愛がってくれました。たまに「部屋に連れて行っていいか」と聞かれ、私の台所仕事の間に息子はゲストの部屋で遊んでもらっていました。


「あなたはその間休んで、自分のやりたいことして」って。お母さん、優しーーーー!やっぱり子育て経験ある母親は理解がある˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚


しかしうちの赤子は近くに両親がいると他人にも愛想がいいけど、親のいない部屋に行かれると大泣きしてしまい、結局あまり休めず・・・。ぐぬぬ


彼らからはお土産のタイのカップヌードルもたくさんもらい、お礼にタイのサラダ、ヤムウンセンを作ってあげました。「にている!」と言われました。・・・似ている、か。

彼らの息子くんは真面目で優等生タイプ。私が弟のような気持ちで話しかけているうちに少し打ち解けてきました。ライン交換し、やりとりすると、用事があるわけではないけど何気ないラインを送ってきたり、一緒に浴衣で夏祭りや上野アメ横に行ったりしました。青春!というかんじ。みんなで花火もし、動画も撮りました。

ほのぼの交流をとっていました。


そういう彼らの滞在中に、もう一部屋に短期(3泊4日かな?)でワイルドなブラジルカップルが来ました。中年ですが、新婚旅行カップルです。

彼らは確か以前にも書きましたけど、チェックインの日「荷物を置きにチェックイン前に朝早めに来る」といって私たちをジリジリ待たせた挙句、結局夜にきて私たちの休みをまる潰しにしたのですが、悪びれず「1日歩いてクタクタだわー」といっていた、なかなかなカップルです。しかし、一緒にディナーをし、その晩も夜遅くまでリビングで語り、お酒を飲み、戦争や文化の違いやいろんな事を話していました。タイ家族のガチガチ緊張していた1日目と対照的に、着いた初日からとってもフレンドリーで、まさに自分の家のようにめちゃめちゃ寛いでいました。良いんだけどね。それでも。冷蔵庫ピーピー鳴っているのに開けっ放しでそのまま話していて、もう早く閉めてくれと。それぐらい寛いでいました。


彼らはもうすでに夜1:00amなのに、「明日は日帰り富士山に行く、行き方はどれがいい?」と聞いてきました。えっ今から?プランアバウトすぎない?無謀だ、と思いつつ私は焦ってバスを探すハメになり、結局見つからず電車で早朝に出発していました。


その夜、私たち夫婦も遅くまで出かけており、彼らの方がやや早く帰ったのです。家にはタイ人の家族がすでに寝ていました。そして次に帰ったブラジル人、なんと鍵がうまく開けられなかったのです。私の家のドアには鍵が二つ付いており、一つは固くあまり機能していなかったのですが、タイ人の家族が両方の鍵を内側からかけていたようです。

ちょうど私たちが帰る直前、彼らも帰ってきたのですが、鍵が開けられない、困った!!さて彼らはどうしたと思います?ピンポンを押す、誰も出ない・・・


ちょうど帰ってきた私たちが見たのは、家の柱に足をかけて二階のベランダに登っているブラジル人男・・・。はぁ!??

ベランダから窓をドンドコ叩いていました。気づいた寝ているタイ人のお父さんがドアの鍵を開けてくれました。


私はとてもショックを受けてました。誰でもそうだと思うのですが、人が自分の家の屋根に登っていたら、びっくりしますよね。動揺してしまいました。夫が対応してくれましたがお互い興奮していて、何があったのだ?と聞いたら「鍵が開かなくてどーのコーのどーのコーの(早口)」まくし立てていました。

私たちは「無事で良かった、不便な思いをさせてごめんなさい」と、謝りたくなかったのですがとりあえず謝ったところ、


「もう少しで夫は足を踏み外して大怪我するところだったけど、入れて良かったわ」と。


なにぃぃぃ。勝手に人の家の屋根に登るだなんて突飛な行動をとったのはあなたのガキっぽい旦那じゃないの!と思ったのですが、抑えました。


普通、鍵が開かないからって、ベランダに登る?


でも日本人の普通は海外では普通じゃないのかもしれない・・・

あとでインターホンを確認しましたが、彼らが写っていたのは私たちのついた時間の7分前。

もうちょっと待ってくれても良くないですか?

日本人にはベランダに登るって発想はまずしないだろうな、としみじみ思いました。ワイルドすぎるよ。

ブラジル夫は40歳初婚、妻は再婚45歳くらいだと思うのですが、言動が若い上にワイルドすぎる・・。

ほらたまにいますよね。少年の様な、といえば聞こえは良いですが、要するにガキっぽい、良く言えば無邪気な中年。まさにそのタイプでした。

しかし悪びれない、ひきづらない。そこは見習いたいところですよ本当に。私はすっかりどーんと落ち込み、夜眠れませんでした。

次の日デパ地下で和風のお菓子をのし付きで買って、お詫びにと渡したところ「綺麗!こんなに綺麗じゃ食べられない!」と喜んでいました。

もちろんタイ家族にも渡しました。彼らは夜中に外国人が突然ベランダから侵入してきて、さぞや怖かったでしょう。本当に平謝りしたいのはこちらです。タイ人の息子くんにきくと、「地震かと思った」と。うぅぅ本当に申し訳ない。でもそれ以上は全く何も言いませんでした。優しいし静かで穏やかな家族でした。


嵐のようなブラジルカップルが去り、レビューは私たちの印象では微妙だったのですが(根は悪い人じゃないと思うのだけど、ワイルドだし我が道を突き進みすぎるのよ)彼らからのレビューはとても良いものでした。意外や意外。たぶんいっぱい交流を取れたのが良かったのでしょう。


タイ人の息子さんからは、一緒にとった写真がラインで送られてきたり、「知り合いが日本に遊びに来たいらしいけれど、部屋空いていますか」などと時々やりとりしています。若い子どものゲストさんが来た時は、今後の成長が楽しみです。


この時学んだ教訓は、「鍵を渡す時はどう開けるか実際目の前で行う〜。」でした。ホテルの鍵とかでも開けにくいのありますものね。実際目の前で実演して確認させた方が良いです。

家族と民泊報道、気になる世間の目

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

長くなるのですが・・

最近の民泊への報道についてです。


今日、私の家族がたまたま遊びに来て、「読売新聞に民泊について記事でてたよー、小さくだけど。」と持ってきてくれました。

私はテレビも新聞も見ないので、最近のニュースに疎いです。テレビはゲストが見るかもしれないとアンテナつないだので、一緒に見ることはありますが。だから新聞って貴重な資料。モバイルで見るにしても赤子が眠っている間だけ。簡単にヤフーニュースくらいしか、チェックできないんです。

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【民泊住宅地でOK、(貸主同居、日数制限30日あるかも)】


う・・・素直に喜べない。

あれれ、なんですか宿泊業界からの日数制限て。


私は自分の家族にはかなり初期から、家を買うときから民泊をやるってことを相談しています。その頃はまだ民泊について報道も少なく、全然騒がれておらず、世間の認知度も低く、「ホームステイの受け入れ」という感じで話していました。「面白そうだけど、防犯対策はしっかりね」と応援してくれています。

そして実際も、ゲストは1週間から10日の宿泊が主かな〜。次に1ヶ月、3ヶ月と、期間が長くなればなるほど、もうほとんど家族の一員として生活しています。

友人、家族として受け入れているので、短期より長期の滞在者は大歓迎。むしろ最近じゃ、1ヶ月以上に絞りたいくらいです。


それなのに日数制限付きって。3ヶ月希望の人受け入れられないじゃない。

いやもうすでに1ヶ月の学生からの問い合わせも予約も、数件きてますけど・・・。


私は今夫婦で生活している核家族です。

うちの家族(本物の)が遊びに来るときは、ゲストへも差し入れを持ってきてくれたりします。

たまに週末に、それぞれの国の料理でホームパーティーを開催するときは、私の家族も誘って参加しています。

いろんな国の言葉で話して、それぞれの料理を食べて、おっこれ甘い!とか、ハーブがきいてる!とか、それをこうやって使うんだ!と料理にも新しい発見があるし、それぞれの自国に住んでいる家族の話をしたり、これまでの旅の話をしたり、とても楽しい一時です。

それも民泊を始めた一つの目的で、本当に世界中に友人ができます。日本に住んでいるのに、世界中と繋がっているような、グローバルな感覚が持てるんです。

実際は家と公園とダイエーと児童館の行き来しかしていないっていうのに!旦那の帰りが遅く、子育て、いや孤育て中の主婦がですよ?

なんて素敵!と思いませんか?


独身時代は仕事の合間に、ワンコインでネイティヴと英語を話せる会〜〜など英会話学校のやっているイベントなどにもわざわざ良く参加していました。

が、今じゃ家では英語がメイン!

子どもにも、毎日のように英語を使えています。ネイティヴゲストに話しかけてもらえています。習わせたい習い事No.1の英語が無料で自宅でできる!しかも、生活の、暮らしに沿った生きた英語が。なんて国際的。


そ、それなのに年間30日規制される???

・・・じゃぁ、1ヶ月の学生を、年に一回だけ受け入れるか?


それ以外の11ヶ月は、ただただ夫の帰りを待つ孤育て中の主婦、家とダイエーと児童館の往復、に戻らなくちゃいけませんか?


そんな殺生な。


行動範囲は同じでも、ものすごい差がありますよ・・。

もう帰ってしまった長期滞在者は、私の家族をとても気に入ってくれて、「今度夏休みには自国の家にぜひ遊びに来て」と言われ、実際に実現しそうです。家族同士の素敵な付き合いになりそう。

もちろんいつもいつもあたたかな交流ができるわけではないけれど、ゲストの大半はいたって普通の、常識があり、思いやりもある、私たちとなんら変わらない人間です。むしろやや豊かな人が多いように感じます。「ホテルとは違った、日本の暮らしを経験したい、パックツアーはあきた」という理由で選ばれています。

だからうちの場合ホテルや旅館と競合するって雰囲気ではありません。生活感が溢れ出した、赤子の泣き声が響く家ですから。大体ホテルのような快適で清潔な宿泊を希望する人がゲストで来られると困ってしまいます。それにゲストもホテルや旅館に1-3ヶ月も泊まるのは厳しいでしょう。台所だって使いたいだろうし。

私はたまにゲストが箱根や伊豆に行きたい、北海道に行きたい、というときのホテル宿泊予約を代行してあげています。おすすめの温泉宿の紹介も。

旅館やホテルと、民泊は全然性質の違うものだと思うのです。新しく出てきた民泊に、「宿泊サービス」ということで、ものすごく警戒しないで、お互いに協力し合ったほうがいいと思うんですけど・・・。そんな日数制限なんて、長期滞在メインの場合どうすればいいんでしょう。


おおむね、なんだかんだあったけど、ゲストは良い人ばかりです。ちょっと私が愚痴っぽいだけで・・このブログではめっちゃゲストの文句言っているくせにーと思われるかもしれませんけど。それなのに、民泊って怪しい金儲け、外国人の犯罪の温床、治安の悪化を招くみたいに思われちゃっているのはとっても悲しいですね。

民泊の良さ、ホテルと違うところは、【事前にゲストをしっかり選べる、予約を受け付けないこともできる】ということ。

これは結構重要です。以前アメリカで同様に民泊をしていたおばあちゃんも、「私はゲストをしっかり選んでいる。何度もメールのやり取りをして、顔写真もしっかり載せてもらい、信用置けて、ちゃんと今後友人としても受け入れられるかで決めている。」と言っていました。

彼女はその窓口にairbnbを使い、信頼できる友人となった後でまた今度泊まりに来るときや家族を連れて来るときには直接やり取りするという、なんだか凄腕?なのですが。


民泊が、犯罪の温床となるということは、ホスト側がしっかりしていればあり得ないのです。

家主居住の住居だと変な人は絶対にとめたくないので、こちらも神経質に選んでいます。

もし家主不在の貸切だった場合はそこまで神経質にならなくても良いわけですし、やみくもに稼ぐホスト(外国人で多いらしいですね)がいると聞くと規制は必要だと強く思いますが。

税金の申告だって、私なんて子供が寝てから徹夜して、夫に休みまでとってもらって必死に申告しに行きましたよ。郵送だと聞きたいこと聞けないし。

最終的に税務署の税理士に、(利益少なすぎて?)申告必要ないって言われたけれど。

(去年は特に低価格だったので経費とほぼ相殺でした。タクシーで最寄り駅まで送迎した場合一泊分チャラになるという・・。)


しかし報道では、どうもマイナスなことばかり誇張されているような・・・え、そんなに閉鎖的ですか?日本って。最近はどこの家も割と気軽に海外旅行に行っているよね、それなのに「スーツケースがガラガラうるさい」って?みんなスーツケース持っていないの?車やバイクの方がうるさくない?うちは毎日子どもの手押車でガラガラやってます。アンパンマンのテーマまでかかり、相当ガラガラうるさい上に時々公園から家までずっと泣いていたりしますが、ご近所さんの目はとても優しく、工事現場の警備の人にも声をかけてもらっています。結局うるさいって、坊主憎けりゃ袈裟までにくい的な感じじゃないですか?


中国人がうようよで怪しい・・とか。いやいや外国いったらあなたも「ニーハオ」って手を振られますから!似たようなもんですって!

(私は海外旅行に行くときは、できるだけ日本人と思われるように頑張っていますが、残念ながら海の向こうでアジア人はみんな中国人のようです)


交換留学とか、高校生や大学生でも経験している人多いですよね。大学でも海外プログラムたくさんありますよね。英語が小学校から必修になる予定ですよね。それなのに、日本では「外国人がいる」って嫌がって・・ちょっと寂しい。と思いません?


あーきょうも愚痴ってしまったドタバタ主婦でした。


そういう世間の風を感じながらも、最近のゲストは「ご近所さんに道案内されてきた」って人が多くドキドキしています。ご迷惑おかけしています。本当に申し訳ありません・・・。

絶対わかる写真付き地図を送っているのに!

なんだかヨーロッパ系の、英語が第一言語ではないゲストは、英語を話してもあまり読むのは嫌なのか、それともどうにかなるだろう的な国民性なのか、送った地図はあまり見ずに、行き当たりバッタリできてしまいます。

たまに感じる世間の風と、自分の周りのあたたかな雰囲気のギャップに、どうも首をかしげてしまうのでした。



http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS29H3C_T10C16A5MM0000/


アフリカ系アメリカ人カップルと、呆然とする赤子

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

去年の夏のことです。10日間アメリカ人Wさんカップルが泊まりにきました。

彼女らは旅慣れしていて事前のやりとりもスムーズで、自分たちで家までたどり着きました。


「Hello〜〇〇san♪」と明るく陽気に家に入ってきた二人。


で・・・でかい!!

身体が縦にも横にも大きい!

カップル両方とも190cmありそうです。

私は思いっきり見上げる感じです。頭がドアの上部分にぶつかりそうで、ややかがんでいる二人。

そして二人とも100キロありそうです。そして黒い!さらにゴージャスなドレッドロング!

プロフィールの写真は本人のはずですが、全然、想像と雰囲気が違ったのです。

今までも夫の友達でアフリカ系のヨーロッパ人や、どこ出身かは知らないけれどブラックピープルと会う機会はちょくちょくあったのですが、彼らの登場には「おぉぉぉ」と圧倒されました。なんていうか、映画の中の人たちが現れたという感じ? ゴスペル歌いだしそう!天使にラブソングを系。


やっぱり日本に来ている外国人は、日本にちょっと染まっているんですね。

そういえばインドカレー屋のインド人は浅黒いくらいのこげ茶色なのに、旅行先の本場のインド人はみんなまっ黒で光っていて、びっくりしたことがありました。日焼けの差なのか?

とにかくWさんカップルには、良く渋谷の服屋の前や六本木でみかけるようなブラックピープルとは全然違った本場の風を感じました。なんだろう、ダイナミックなかんじ?


うちの赤子、二人を見た途端ポカーンと口をあけて止まったまま動かなくなりました。

いつもはお出迎えの時、「あだだだだー」なんて宇宙語で出迎えし、もっている物で珍しいものを奪おうとしたり赤子ダンスを踊ったりするのですが。

さすがに今まで全く見たことがない人たちだったようです。ずっと固まったままポカーンと彼らを目で追っていました。


しかし、そのダイナミックな容姿と裏腹に、Wさんはとっても優しい女性らしい、可愛らしい性格で、気さくな人でした。いつもニコニコ話しかけてきます。

「この家に入ると、小人の家に来たというか自分が大きくなった感じがするー」と照れていました。

「〇〇さん(私)と一緒にいると自分が巨人になったような気がするわ〜」

(いや実際けっこう巨人だよ・・)

「〇〇さんの靴と比べると私の靴お父さんの靴みたい〜」

(いや父の靴そんな大きくないよ 笑)


やっぱり日本人って、最近は身長が高くなっているとはいえ、世界では、小人なんですね💦家も小人の家。2m近くある人はみんな頭がぶつかりそうになっています。


Wさんと一緒に銭湯に行く約束をしましたが、なかなか時間が合わず。ある日彼氏の方が、「Wが一人で銭湯に行った」と言うので、心配になって後から私も入りに行きました。

だって・・この近所ではまず絶対に見かけないタイプの外国人が、昔馴染みのお年寄りが集まっているような普通の地元の銭湯に入るなんて・・・。大丈夫?


おそるおそる銭湯に入ると、ドレッドヘアをうまいこと上にくくりあげ、ジェットバスに浸かりながら目を閉じている彼女を見つけました。

良かった☺️


Hi!

と声をかけて一緒にお風呂に入りました。「ここの蛇口ひねっても出ない、壊れてる?」というので、見ると洗い場のシャワーの下の蛇口です。

強くただ押すと一定時間出るタイプなのでした。銭湯に多いですよねこれ。

外国人には難しいようです。


銭湯からは二人で仲良くかえりました。裸の付き合い、もうボーダーレスですね。なんか昔からの友達のように打ち解けました。お互いの彼(夫)との馴れ初めなんか話しちゃったりして。


それにしても、周りは近所の小さいおばあちゃんだらけ、年季の入った普通の小さい銭湯の湯船に、ドレッドヘアでワイルドなかんじのWさんが日本人さながら目を閉じて湯に浸かっている様子は、なんていうか、シュールでした 笑。


ある時家でご飯も一緒に食べて、洗い物で二人で台所に立っていると、後ろで夫が爆笑していました。

「二人の後ろ姿、母親とちっちゃい子みたい!!」

確かに常に見上げてますが、私の方が年上ですけど!?

私も、Wさんと一緒にいるとやせっぽっちの貧相な少女になったような気がしました。(いや実際は少女というかおばさんですけど・・)


赤子は彼らが帰ってくるたび、ポカーンとして、全然慣れませんでした。人見知りはしなかったものの。

Wさんも「この子いつも何か不思議なものを見るような目で見てくるんだけどー」と言っていました。す、すみません。


最後の日は「また来年来るわ〜」と言って、抱き合ってお別れ。

「これいらなくなったから、使ってもいいけど捨てておいてね」と残された靴は、やっぱり巨大でした。普通に靴箱からはみ出します。横にしか置けません。困ったので結局捨てることにしました。

民泊をしていなかったら、きっと一生出会うことのなかったでしょう。アメリカの空気を運んでくれた陽気でフレンドリーな彼らの滞在後は、なんだかすこし寂しかったです。



会長さんと子連れ主婦が同居していた話2

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

以前3ヶ月と長期にわたってホームステイしたとっても素敵なアラフィフ女性、なんか違うと思ったら実は世界的な企業の会長さんだったのです。

こんなことってあるんですね。


その暮らしぶりから成功する秘訣があるのではないかと思い、一緒に暮らしていて彼女と話したこと、生活習慣、性格などなど覚えていることを書いておきます。(個人情報保護のため一部脚色または似ていることに変更しております)


素敵な50代を目指すためには少しでも見習わないと。っということでこの話は自分のメモ用であまり面白くないかもしれません。いや別にいつも面白くないけどね〜。


Bさんは、朝は6時半頃から7時頃にはもう起きて、さらっとシャワーを浴びてすぐに家を出ていました。学校や職場近くのカフェで勉強と朝ごはんをとるためです。自分の家では毎日5時起きだったそうです。

そして朝は学校、午後から仕事(にまつわること、会議や会食やセミナーなど)

をしていたようです。私の家に帰ってくるのは早いと夕方、会食などがあると10時頃でした。

会食は、港区の素敵なレストランが多いようで、時々お土産スイーツをくれました。私はその優雅な空気だけでも、ちょこっと吸わせてもらえるのが嬉しかったです。何しろこっちは毎日児童館とダイエーの往復ですからね!ダイエーの服がおしゃれに見えてくる今日この頃です。


早く帰ってきた日は、リビングでお茶かワインを一緒に飲み、世間話。子どももすっかり懐いていました。テレビのニュースを見ることもありました。ニュースを日本語で聞いたり英語で聞いたり。ただだらだら見続けることはなかったです。Bさんは常にスケジュールを毎朝立てていて、それに沿って、この時間はご飯、団欒、勉強、就寝、と行動していたようです。なんだか私もそうした計画表を子どもの頃の夏休みとかつくったことがあったけれど、実行されたことは一度もないな・・・。やっぱり、毎日のスケジュールに沿って行動する!って大切なのかも。


Bさんは、「子育て中も毎日【今日やることリスト】を作って、出来たら線で消していったけれど、赤ちゃんの時期はあれもこれもまた出来なかった-って日が多くて、全然予定通り進まなかったわ。」とも言っていました。

子育ては世界共通、【思い通りいかない、予定通りいかない】ことなのね〜。

しかし、私はぼんやりと今日やることを考えても、リストで書き出すなんてしたことなかったです。

思い通りにならなくても、今日のto do list を明確に書き出すことがいいのかも。


Bさんは健康にさらっと気を使っていて、夜はあまり重いものを食べないとか、サラダだけだったり、ヘルシーなスムージーやフルーツをよくとっていました。お寿司や和食も好きでした。

たまに私は味噌汁を作ってあげました。でもワインもとっても好きで良く新しいボトルを試していました。

ちょっと体調を崩すと長く寝て、けっしてこじらすようなことはなかったです。


また子供に関する愚痴などを話してアドバイスをもらっていました。最近の話題はもっぱら日本の保育園状況など。認可は何百人待ちで第10希望まで書くくらい、家の近くのところに希望通りすんなり入れるなんて無理そうだし、無認可は下手すると10万超えたりだし、両親遠いから何かあっても頼れないしー。日本は共働きがとっても難しい、と。

彼女はよく日本の時事にも精通しておりました。日本の男性の価値観や会社のシステムも。

どうやら、保育関係の仕事も始めるそうです。


Bさんは民泊についても今日本で急成長しているビジネスだから、と言っていました。成長が急すぎて、エアビーのシステムも、政府の対応もそのスピードについていけていない、と。そうねそうね。私の家は学生のホームステイが一番適していると。学校に、私の家を下宿先として募集案内を置いてくれると言ってくれました。


でも私がもし民泊を副業としてやっていくには、まずは隣の空き家を買うことね。って!!

そんな簡単に。

売りに出されているわけではなく、中にはきっと大量の荷物があるはずなので、難しいと伝えました。

でも、だれかスポンサーが名乗りを上げてくれるか、家主と交渉してくれるなら、隣でできるというかむしろちょっと隣くらいの距離の方が、トラブル対応には良いけど適度にプライバシーも保てていいのかもしれない。そして適度に交流もできるしね。

エアコンガンガン使われても気にならなさそう。で、リビングは共用的なやっぱりシェアハウス風がいいなぁ〜、リフォーム必要かな・・と、夢が膨らみます。


ということで、誰か出資か家主と交渉してくれる人募集します。なーんちゃって、しばらくは無理でしょう。


Bさんは、とっってもきれい好きでした。毎朝完璧にベッドメイクしてから部屋を出ていました。これだけ綺麗にしていたら、帰ってきた時も気持ちよく過ごせそうです。

その綺麗さといったら、むしろ初日に私がやったのより全然綺麗。3ヶ月と長期だったので、週一くらいたまに掃除に入ったのですが、掃除すると逆に汚れそうで心配なくらいでした。

何から何まで、きちんと整理整頓されていました。

そういう人って、頭の中もきっと整理されているのでしょう。

私はドタバタの行き当たりばったりで、なくし物も多く、カバンの中も机の中も、探したけれど見つからないのに〜毎日片付けているのに片付かない、こんな人生〜。って感じです。

というわけで、最近は朝起きてまずベッドメイク、するようにしてます。そして断捨離を敢行しています。


あぁやっぱりツラツラ書き連ねただけであまり面白くないですね。


しかし思い出したら、また続きを書きます。


ゲストも一緒にかぜっぴきのGW

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

ちょうどGW 前後に、2週間のアメリカンカップルが来ていました。

とても素敵な美男美女カップル。若いです。とってもフレンドリーです。何かとsuper awesome! Super fun!みたいなー。彼らと話していると英語も若返りそうです。


その直前のゲストが南から来て、寒い寒いとストーブをつけていたのに対し、着いた日から暑い!とクーラーをつけたそうにしていて😓正直快適に過ごしてほしい反面、日本の暮らしに入ったなら私たちの暮らしに沿ってほしいと思ったり。本当に、ヒーター&クーラーは毎回私の中でちょっとしたストレスです。

もし貸切だったら、例えどんな風に部屋を使われようと知る由もなく、こんなストレス感じずに済んだのに・・・。と思ったりもします。お金をもらっているのだから、気にしないように、と思いつつ、こんなにせっかくいい季節なのにーと。一緒に家にいるからこそ気になる家電の使い方。浮気はわからないようにして!っていう気持ちがやっとわかりました。

でもそんなことは、どうだっていいんです(じゃぁ書くなよっていう)


素敵カップル、アメリカの北から来たので暑くて毎日タンクトップです。多分窓開けっ放しで寝ていたのでしょう。ついた次の日から咳をしだし、3日目には一人ダウンで一日中家にいました。

旅行中は移動も多いし疲労や気温の変化や乾燥で、家に来る前から風邪をひいてくる人も結構います。

あまりマスクをする習慣がないので、まぁまぁあっという間に家中の皆に移りまくる。これもホームステイ型ならではの弊害ですかね。風邪で済めばいいけど、その他感染症が心配です。各種の薬や湿布、うがい薬などは準備してありますけれど。


と、今回はゲストとほぼ同時にうちの赤子も咳&鼻水!!!

私の家の予定は赤子中心のため、川でのキャンプ予定がおじゃんです。


赤子は順調に😰風邪悪化、38度発熱。遊びたい盛りなのになんか具合が悪いから機嫌も悪く、食欲もなく、とりあえず公園くらいしかいけません。

近い公園、遠い公園、おもちゃ美術館、近所の公園の日々でした。

そして私も遅れて赤子から風邪を移され、今薬漬けのマスク女です。せっかくの休日日和なのにー。

家の中は風邪菌で蔓延。あちこちでゴホゴホ、ズビズビ、はーっクシュんです。


ゲストはそういうわけであまり遠出せず、都内の観光地をゆっくり回っているようです。深夜まで帰らない人が多い中、毎日7時頃には帰ってきています。

そして団欒タイム。とてもフレンドリーで、お酒を飲むわけではないけれど話が弾みます。毎日9ー10時頃は夫も交えてみんなでトーク。今日撮った写真を見せてくれたり、買ったお菓子を分け合ったり。

今日は会話の途中で、「アメリカの豆腐は固い、生で食べたことがない」と言っていたので、絹豆腐に鰹節と味ポンをかけたものを出してあげました。豆腐も美味しい!と喜んでくれ、特に味ポンを気に入っていました。「美味しい!なにこのドレッシング」と言うので、プラスチックボトルで300円程度で買えると教えてあげました。super awesome 😅

ついでに、食べたことないと言っていた納豆も試食してもらいました笑 

「ピーナッツみたいだね」と一粒だけこわごわすくって食べ、「何回か食べたら美味しく感じられるかも、」と言っていました。

赤子も彼らをとっても気に入っていて、宇宙語で話しかけたりしてとても和みます。

こうした家族として加わった旅行者たちとの一家団欒のひと時はとっても楽しいです。



問題は、みんなどうにもこうにも病気っぽいってことだけ。

あははは・・・ゴホゴホ、はーっクシュん、ズルずびーっ っていう和やかなひとときを過ごしました



世界的企業の会長と子持ち主婦が3ヶ月間同居した話①

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。


度々登場していたBさん。海外女性で一人で3ヶ月と長期に泊まられた方です。彼女は仕事をしながら学校にも通い、休日は山登りに出かけるとてもタフな女性でした。

彼女と過ごした3ヶ月は本当に楽しく、正直一生家にいてくれて良いのに・・・と思うほどでした。完全に家族の一員。今はBさんロスといった状態です。寂しい。


彼女は、度々自分の仕事についても話してくれました。幾つか仕事をしている、輸入品をどーのこーの?詳しくはよくわかりません。まぁ私はビジネス英語は半分くらいしか理解できず、ふんふん、なんだか色々やっているビジネスウーマンなのね、と思っていました。

そしてたまに見せてくれる自宅と家族写真からも、裕福なかんじが伝わってきます。本人曰く、自国では普通の家、と。

本人は服装もいたってシンプル、持ち物も最小限。シャンプーなども私の家のものを普通に使っていました。


彼女が帰国して、使っていた部屋に文房具やビジネス関連の書類などが沢山残されていました。夫が名刺を見つけ、「会長ってなに?」と。


「CEOのさらに上のボスだよ」


「Bさん会長だって」

し、しかも、とても有名な会社です。

・・・Bさん、世界的な大企業の会長さんだったのです。


う、うそでしょ💦💦



最近はどうも富裕層のゲストが多く、うちみたいな庶民の家に来られてがっかりされちゃうんじゃないかと気後れして、Bさんにそれを相談したりしていたのに。

た、たしかに、片鱗はそこかしこにあったけれど、彼女がとてもシンプルな暮らしぶりをしていたので、そこまでとは思いませんでした。

彼女が私にフォローのためにいった、

「裕福な人は、節約がうまいから裕福なのよ、みんな贅沢が好きというわけじゃないわ」

という言葉が身に染みます。


ということで、3ヶ月間、世界的な大企業の会長さんと普通の子持ち主婦が同居していた話。予告編でした。


祈りの時間に子どもがギャン泣き、民泊と宗教事情

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。


今日は少しセンシティブな話題です、ずばり宗教について。

民泊では世界中の国々からくるわけで、人種も年齢もバラバラな海外旅行者、宗教だってバラバラ多種多様。ゲストに私から聞くことなんてないですけど、食べれないものを聞いた時や出掛けられない曜日などでそれとなくわかります。まず服装でムスリムの女性はわかります。食事などは極力出さないように気をつけて、信教の自由は何人に対してもこれを保障するということで、誰がなんであろうと私はあまり気にしません。


ただ、ゲストによっても主義主張は色々違うので、あ、この人はこの宗教は嫌いなんだな、とかがあると発言になるべく気を使います。(難民問題や戦争についてとかで、ゲスト同士意見が分かれたりします。なるべく中立の立場を保とうと努めています。夫は平気でベラベラしゃべるので私は内心ドキドキ)

私と夫も、実は宗教が違います。というか私は、日本人に最も多いタイプ。ファミリーとしてのルーツでは仏教(真言宗だったと思うけど自信がない😅)だけど、葬式くらいでしか意識することがない、という無宗教派です。考えてみたら嫁に出たから本当に無宗教かも?


さて、本題。

以前、アジアからのゲスト二人組で、とっても穏やかで、人柄もよく、話しやすい人が来ました。だけどなんだか、せっかくの日本旅行なのに、毎日朝出るのも遅いし帰ってくるのも5時頃とか早い。家を出ない日もある。せっかく天気がいいのに部屋でなんだか何やっているのか、なんのために来たのだろうというカップルでした。


ある日明日はどこにいくの?と聞くと「〇〇」と、全然聞きなれない、観光地でもない地名を出されました。そしてアクセスも悪そう。


「えっ、なんでわざわざ?(というかどこだそこは)」

「色々ミュージアムとかがあるから・・」

いや無いよ。全然観光するとこ無いよ。マイナーながら密かに人気、とかでも無いよ。ゲストが間違えたんじゃ無いかと聞き直しても同じ場所をいいます。


ググって見ると、

あっ・・・

知る人ぞ知る、ある有名な宗教施設の場所だったのでした。

なるほど、ちょっと感じた不思議な違和感はそういうことだったのですね。

納得!という感じでした。夫にそのことを告げて、余計なことを言ったりしないよう釘を刺しました。こういう情報共有は大切です。知らないと、あそこの神社は風情があるよーなんてオススメしちゃいますからね。


そのまたある日、たまたま違う部屋を掃除しようと、彼らの部屋を通ると...おおっぴらにドアを開けたまま祈りを捧げている!!

おっとっと!みちゃいけないものを見ちゃったかも!

あわてて通り過ぎようとした時に、うちの赤ん坊が後追いして来ました。好奇心旺盛なやつなんです。「おっおっおっお」とオットセイのように近づいてくる息子。

ゲストも私たちに気づいてしまいました!

祈りを中断してこちらに来ようとしています。

私はパニクって「邪魔してごめんなさい!!」と焦りながら告げてドアを閉めて戻ろうとしたのですが、赤ん坊がドアが閉められたことで、「なんだよせっかくここまで一生懸命来たのに!ドアを開けろー!」とばかりに大泣きしだしました。

ハイハイしかできない息子は命がけで来たのです。

抱きかかえながら戻りましたが、しばらくギャン泣き。

うあーーーーーん😭😡って感じです。

お祈りの時間になんというバッドタイミング。まぁ赤ちゃんって、こういうことするよねー💦

結局とっても気まずかったので、泣き止むまで外に出ました。その後は何もなかったかのように、お互いその話題を出しませんでした。


このゲストはとても礼儀正しくて、ゴミも分別してくれて、チェックアウト時にわざわざ自分たちで捨てにも行ってくれていました。


ですが💦

ゴミに出した紙袋が、一目でその宗教とわかるものが使われていたのです。

ガーン

そしてゴミを出すには遅すぎでした・・・。彼らのゴミだけドーンと収集場所に置いてありました。

や、やばい!

それまた焦ってその紙袋を持ち帰る私。

とりあえず持ち帰って玄関前に置いておきました。


ハウスマニュアル中に「長期滞在者は、ゴミ出しできたらお願いします」と書いておいたのが逆にまずかった。ゴミ出しはゲストにはさせない方がいいです。分別までで十分です。


さらに、その紙袋を持ち帰って玄関前に置いた直後に、ご近所の方が回覧板を持ってきました。


ゲゲゲ(死語?)  まさか紙袋、見た?見ちゃった?


気まずさで紙袋を後ろに、やたら饒舌に世間話を語ってしまいました。

何気なーい休みの話題や天気の話題をしつつ、心の中では「やばい、この人紙袋みたか?いやみてないはず、見ていたらそんな和かに話せないだろうけれども、ピンポン押すまでもちろん見ているはずだし、どうなんだろう、実際はあーなるほどねーこの夫婦そうなんだ、フーン、とか思っているのか?」とグルグル考えてしまいました。


もしかしたら「宗教絡みの布教活動ってことで海外の友達がいっぱい泊まりに来ているのかー」と思われちゃったかも・・・・・・。

それならそれでいいかな。

いやでも私には無宗教なりの、いつも中立でフリーな立場!どの宗教も良いところがあるし神様もいっぱいいてもいいじゃない!みたいなプライド?があるんですが・・。


と、いうことで、色んな国の色んな人種のもちろん色んな宗教の人が来るので、そういうことも気をつけなきゃねっという話でした。


それにしても私は宗教なんなんだろう。お墓どうなるんだろう。


PS

あまり関係無いことですが、ムスリムの女性と娘さんが来て一緒にリビングにいた時に、たまたま息子のオムツを替えなければいけなかったのです。

リビング以外に移動しようとしたのですが、他の部屋が暖まっていなかったので、一応断りを入れてオムツを彼女と娘さんの前で替えました。

ちょうどオムツを開けた時「ホラホラ、〇〇見てみて(笑)」と、彼女は私の息子の大事な部分を娘に教えていました。

私は内心ぎょっとしました。ムスリムってこういうの厳しいんじゃないの!?と。

あれは一体なんだったのかなー。普段自国で厳しい分の反動なのか?