主婦が民泊始めました。Airbnbドタバタ日記

子持ちの主婦が外国人を家に受け入れる、そのドタバタ騒動を綴ります。

学生ゲストがチェックイン。会話が弾む和やかな夕べ

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。
新たに若者学生2グループがチェックインしました。アメリカと香港からです。片方はカップルです。

到着日は夕飯は各自で、その後一緒に家でビールとおつまみを用意して飲みました。両組とも、事前に東京➡️大阪京都➡️また東京とairbnbを使って民泊の旅をしてきているので、初めての日本も慣れた感じです。wifiも自分たちで用意していて、チェックインもまぁまぁスムーズでした。
でも私としては、あー他と比べられたくないなっていうのが本音💦💦

今回は学生同士。お互いに「自国に来たことはある?」とか「なに勉強している?」「どこのご飯が美味しかった?」とか、積極的に交流をとってくれて助かりました。
夕飯は、焼き鳥の居酒屋に行ってきたようで「これ何かわからないけど美味しかったー、名前わからないから写真を撮った」と見せてくれました。見せてもらいましたが、何かわかりませんでした笑 若者はチャレンジャーです。

私に対しては、「いつ日本にきたの?」と。
いやいやいや、産まれてからずっと日本です。どうやら、家のあちこちに中国系の人にもらったお土産を貼ったり、中国系の人が置いて行ったパンフレットなど置いておいたからか、それともairbnbをやっている中国人が多いからか、これ、たまに聞かれるんですよね。中国系かもしれないと思われているようです。なんだかショックですが・・・。先祖代々日本人ですが・・・苗字を明らかにしてないからかな。まぁきっと日本人離れした体型のせいかも〜っとポジティブに考えておこ。

次に聞かれた質問は
「どこで夫と出会ったの?」
これも結構聞かれるんです。
実は私たちは超スピード結婚。出会ったときから、あっ私この人の老後の世話するかもと思いました。ははは。馬鹿ですね。
出会って1ヶ月で、すでに家族になりたいと話して同棲開始、7ヶ月後に結婚式(笑) 8ヶ月後に出産(爆)
早産だったんで・・・

そんなこんなで不思議に思われるのか皆んなに聞かれ、いつも割と正直に夫婦のなり染め話をしているのです。
いつもの調子で笑われながら「素敵!」と言われました。
それではと、ゲストカップルに「じゃぁあなたたちは?いつどこで出会ったの?」と聞くと、照れに照れて全然教えてくれません。

な、なんだ、こういうリアクションアリなんだ・・・。いつも馬鹿正直に話している私って一体。
男性「行きの飛行機で出会ったんだよー、」とか、「さっきそこの角でばったり会って、ついてこられたんだ」とか照れ照れで冗談言っていました。

ひとしきり笑ったところで、「大学で?」と聞くと、「うーん、もう10年以上になるから」と曖昧に誤魔化されました。「2005年だったかな、もう忘れたよ」
と!2005年が10年以上前で、若者にとっては遠い昔なんだということに驚きました。私にとっては結構最近なんだけど。

その後私たち夫婦に「東京でいくべき場所はどこ?」ときかれ、うーーーむと唸ってしまいました。「お台場、かな。」「一般的に旅行者は、みんな浅草、上野、新宿、原宿、代々木公園や明治神宮、渋谷にいく」と答えました。

これ難しい質問ですね。【私がおすすめしたい東京でここっていうところ】その人が何が好きかによるし。
お台場は、以前に来たゲストが、かなり気に入っていて2日続けて行っていたから、おすすめしてみましたが、ショッピングに興味あるタイプじゃないと意味ないかな。

個人的には埼玉の奥にある、個室もあり浴衣も選べる日帰り温泉や、奥多摩のアクティビティなんかおすすめというか私は好きですが、たくさんの人が入るお風呂は嫌って人もいるし勧めにくいです。あ、でもこれ東京じゃなかった。

会話も弾み、ビールも進み、最近ゲストで利用率が多いSnapchat?顔を交換できたり、顔に犬の耳やウサギの耳がつくアプリで息子と遊んでもらい楽しみました。
初日から交流をとり和やかな時を過ごしました。

翌朝、心配していたマットレス(以前質が悪い、眠れないとお金持ちリタイア夫婦にフィードバックで書かれた)についてカップルに思い切って聞いてみました。そうすると「ぐっすり眠れた」と言われました。ホッ。
私「もし皆んなが良くないと言ったら、厚いマットレスに買い替えようと思っているのだけど」と聞いたところ「私はソフトで気に入っているわ」と言われました。あー良かった良かった。

チェックアウト後の気になるレビューとフィードバック

こんにちは、家で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

若者たちも無事次々とチェックアウトしていきました。アジア女性は最後の日に可愛らしい花束をプレゼントしてくれました。嬉しい!最近私がせっせと庭づくりをしていたからかな?そして続々とレビューが届きました。

気になる届いたレビューは・・・。
ほっ。みんないいこと書いてくれました!
実はずいぶん初期に、「駅から家までが遠い、30分かかる」(実際はグーグルマップ計算で11分くらい)や、「東京都心から遠い」(都心から10分ですが、東京駅方向はアクセス悪い)などと書かれたことがあったのですが、それを打ち消すようなレビューを書いてくれていました。
super convenient !って笑
若者よ、ありがとう〜〜泣

若者の前にチェックアウトした、点が辛そうだしあまり関わらなかった短期のヨーロッパ夫婦も、「駅から遠いことを杞憂していたが、実際は近くどこへ行くにも便利なところにあった」と書いていてくれました 泣

そうなんですよ・・・・
ホテル感覚でくる旅行者は、駅から10分だと遠いのです。駅から見えない距離にあるとそれはもう遠いのでしょう。

私だって旅行なら駅前のホテルをとるものね。土地勘のないところで曲がり道の多い10分は実際はもっともっと遠い感覚になるのでしょう。

しかし、その、初期に「遠い」と書いた夫婦は、なんと1歳児ベビーカーと4歳女子連れで、しかも超重たいバックパックだけを背負ってきたのです。そりゃ時間かかるよね・・・・。遠いと思うよね。赤子連れだと、まず出るまでに時間かかるし予定通り出れないし。

とあるヨーロッパの某国からです。悪い人じゃなかったのです。子供達は可愛かったです。でもママさん、なんかイライラしていました。私もよくイライラしていますから、赤子連れ母親っていうのは、基本がイライラなのかもしれません。

旅行予定を聞くと、昼から「日光日帰りで行く」と言っていたり、「富士山見にいく」と言っていたり、プランがめちゃくちゃでした。
日光、鎌倉、富士山だったかな。
どれも東京や浅草経由ですからね。
そりゃぁ遠いと感じるでしょう。移動だけで一日潰れそうですよ。フットワークの軽い夫婦ならともかく、赤ちゃんも幼い子も一緒でそのプランはちょっと無謀では、と思ったのですが、断固として行く!と決めていたようなので、何も言いませんでした。

起きてご飯食べさせるのも時間かかり、毎日出るのはギリギリ昼前。
それって初めから東京駅付近のホテルをとるべきでは?と思ってしまいます。

彼女たちはバックパッカースタイル的家族旅行で、悲しいことに宿代だけを考えてうちに決めたようです。

うちは6歳以下はお金を取りません。
なので夫婦二人の料金だけ。四人家族の3泊4日で確か6000円程度でした。(今は違います)
部屋はその時カップルも来ていて、彼らの方が料金的には高かったので、この家族を二人用の部屋にするか迷ったのですが、なんといっても四人家族なのです。全部で12畳の広い部屋に布団も3つにベビー布団をだしてあげました。

部屋についてのレビューは良かったのですが、上記の理由で、駅から遠い、都心から遠いと書かれてしまったのです。がーん!
そして隣人が夜遅く帰ってきてうるさかったと。
そんなこともありません。帰ってきたのは9時ごろでした。
子供ふたり連れだからか、その家族は8時が就寝時刻のようでした。
その隣人は彼らの子どもが泣いても叱られてても、何も言わないでいてくれたのにね。
そういうこともあって、2部屋に違うゲストが別々で入っている場合、一緒の食事の席を設けたり、交流を取れるようにしています。それでだいぶ印象も変わるでしょうし。

子供二人無料で特別に広い部屋提供し、価格もとっても安く、できるだけ快適に過ごせるように頑張ったのですが、このレビューでその時は本当にがっかりでした。

ロケーションについては、ここは普通に暮らしている(特に金持ちでもなんでもない、むしろ100均大好き貧乏)夫婦の買ったばかりの一軒家なんです。
これでも駅近で都心に近く便利!!な位置なんですよ。これ以上を求めれば、何千万も価格が上がってしまいます・・・。その辺を考慮してレビューしてもらいたいというのは贅沢なんでしょうか。

打って変わって若者は「メトロも使えて駅も近くて、コンビニもスーパーもあってすっごく便利!」と言ってくれました。というのも彼らの住んでいるところは、隣の家まで5キロらしいんで・・・。笑
つまり、みんなだいたい自分の感覚が基準なんですよね。

全く、レビューというのはそういうわけで、個人の主観に大幅に左右されて、みんながみんな一般的に考えた客観的なレビューをするわけではないので、「え!そんなことないのに」と思うことを書かれてしまっても、あまり神経質になると悲しい思いをすることになります。

このレビューしばらく悶々とひきづったのです。しかし何も言っていなかったのに、最近になって他のゲストがそれを否定してくれるレビューを書いてくれて、本当に涙がでそうに嬉しいです。優しさに感謝。

結局納得いかない意見に泡食って反論するよりも、地道に努力を続けていれば、認めてくれる人が現れるってやつだなぁ・・と思いました。(別に何も努力してないけど)
しかしロケーションについての悪いレビュー書かれたの結構前なんですが、みんな意外と全部のレビューを読んでいるのね、ってことにも驚きました。

何が言いたかったというと、たぶんレビューを気にしすぎては精神衛生上よくないってことですね。万人受けは無理なのです。

そういえば以前マットレスや家のまわりのことにダメ出ししていったのは、ヨーロッパリタイヤ夫婦、ランボルギーニに乗っているお金持ちでした・・・。

チェックイン後に最寄り駅の周りを案内してあげました。
「ここは天ぷら(てんや)」
「ラーメン(長崎ちゃんぽん)」
「ここは安いお菓子が買えますよ、柿の種梅味がオススメ!(おかしのまちおか)」
「ここのデパートはなんでも揃っていて、広〜い100均もあります(ダイエー)」
なんて安いところばかり紹介していました。うちに来るのは長期滞在が多いから、ついついね。
なんだか上の空の反応。
「日本にはよく来ているから知っているよ」みたいな。

すると車屋?のショーウィンドウを通りかかった時、奥さんが「あら、これあなたの車じゃない?」と!
ずいぶん車高が低〜いスポーツカーを指していいました・・・。
私は顔から火がでそうなくらい、恥ずかしくなりました。動揺して「ずいぶん平たい車に乗っているんですね(車について無知すぎて何も思いつかず)」と言ってしまいました。思えばそれが印象わるかったのかな

まぁそういうお金持ちにも満足してもらえるような家だったらいいんですけどね・・・そりゃぁ私も憧れますよ。
広いリビング、豪華で素敵なインテリア。一年中快適な温度に保たれている家(遠い目)

IKEA ニトリベルメゾンで揃えてて悪かったわね!

その後に来た短期の同じような点が辛そうなリタイヤ夫婦も、レビューは前述のようにとても良く、しかし実はフィードバック欄が大量だったのです。が、以前の痛手が響いているのでレビューだけよんで、全文は読んでません(爆)

だって英語じゃないんだものー。そのうち、読みます。うぅぅ怖い。

これからしばらくは若者の長期滞在が主なので、少しホッとしています。良い子だったら良いなぁ〜。

若者ゲストとディナーパーティー

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。
現在2組の若者ゲストがきていて、せっかくなのでみんなでディナーパーティーをしました!

年配のゲストと違って、座ってからも皆ややヨソヨソしく、会話もぎこちなく・・・。ちょっとドキドキしましたが、徐々に話が弾んで行きました。私が「学校はどう?兄弟はいる?今までどこが楽しかった?」などなど聞いて会話を広げようと頑張りました。いやー今までディナーとなると飲んべえでおしゃべりなゲストが多く、いつも相槌うっている側だから、話を振るの大変でした。司会上達本でも欲しいわ〜。
そういう間がもたない時に、赤子はちょっと役立ちます。女性ゲストの膝の上に座ったり、ゲストの口にスプーンを押し付けご飯を食べさせようとしたり、レゴの花をプレゼントしたり、面白い行動をとってくれるので助かります。
この時も、早速父に教えられた覚えたばかりのうがいを披露して、コップの水をガラガラぺーっと絨毯の上にやり、皆に引かれてました。残念・・・。風呂場でやって父にとっても褒められたから、ゲストにも披露したら喜んでもらえると思ったのでしょう。全く不憫なやつです。

ドイツ人男性二人組は、夜に「どうもありがとう」とクッキーをプレゼントしてくれました。
というのも多分、もう一部屋に来ている女性ゲストがチェックイン時に、ビール1ダースとクッキーを自国からお土産で持ってきてくれたからかも。それに私がとても喜んでいたからでしょう。なんか、気を使わせちゃったかな?

お土産、地味に毎回色んなものをもらっています。特に多いのは子供へのプレゼント!今まで、服、帽子、ぬいぐるみ3個、お風呂で遊ぶおもちゃ、レゴブロックなどをもらっています。毎日がクリスマスみたい。特に北欧系のぬいぐるみやおもちゃはオシャレ!正直息子が羨ましい。
多いのはお菓子類です。次に特産品。メープルシロップとか。これも嬉しい^_^ビールは今回初めてもらいましたが、嬉しかったー!ハウスルールに、「いつでもリビングにきて、一緒にビールやお茶を楽しみましょう」と最近追加したからかな??

とまぁお土産話は置いといて。

ディナーは簡単にチキンの「ビーフシチュー」(宗教の関係でチキンにした)とサラダといつものお試しのための豆腐と納豆です。時間がなくって。豆腐は鰹節とネギをかけただけです。前菜として出したら、好き嫌いだらけのドイツ人連れも食べていたので、豆腐って割と万人ウケするんだなーと思いました。ドイツ人連れはサラダが苦手、、と食べませんでした。サラダ嫌いって、ちょっとビックリでした。普通のサニーレタスとレタスに、にんじんちょこっとトマトの普通のサラダですよ。若者めー。
女性ゲストは納豆にも挑戦!まぁまぁいけたようです。「口に残るー!でもドリアンより、食べやすいかも。」と言っていました。
日本の印象を聞いたら、「どこも人がとっても多い、人の少ないところに行きたい」と。そうねぇ。東京はね。埼玉の奥は誰もいないけど、誰もいかないけどね。
結局3時間くらい、赤子と写真を撮ったり、お互いの家族や、決まった就職先、やっていたスポーツの話などで盛り上がりました。


ドイツ人男性、彼らは一言で言うと、インドアでした。ゲームを沢山買い込んでいました。そのせいか、家でゲームを長時間やっていて、起きるのは10時過ぎ、家出るのは12時ごろ。そして夕方にはもう帰ってくる。ダイエーでも度々会いました。ゲームコーナーに通っていたようです。
昨日はとってもいいお天気なのに昼まで家にいたので、「今日はどこに行くの?」と聞いたところ「暑いからどこにもいかないよ」と・・・・

も、もったいなー。そりゃ夏日だけどさ。

ついつい「来月は梅雨だから、こんなに良い天気もなかなかないよ」と言ってしまいましたが。余計な御世話ですね。はい。

打って変わって女性ゲストは毎日朝早くから夜遅くまで、計画的にあちこち回っているようです。
彼女たちにはディズニーのチケットなども事前に買っておいてあげました。
アクティブです。ただ彼女たちは、一年中エアコンが効いている国から来ているので、今も夜は涼しいのに、エアコンつけています。

正直、窓を開けて欲しいな・・・。

でもまぁ、とっても良い子達です。生活習慣の違いだから、仕方ないですね。

両方とも、もうすぐチェックアウトです。時が経つのは早いですね。楽しんでもらえたんだったら良いなぁ。
どうでも良いことですが、ハウスルールに、「パーティー禁止」と書いておいて自分で主催しているという矛盾に、今更気づいたドタバタ主婦でした。

若者ゲスト、道に迷って警察にいく?!

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れている赤子連れドタバタ主婦です。


最近ゲストがガラッと入れ替わりました。

ヨーロッパの男子二人組とアジア女性二人組が来ました!両方20歳そこそこと思われるヤングです。家の中がすーっかり若返りました。しばらくリタイア後の人が続いたので新鮮です。


個人的には、落ち着いた年齢の人の方がハウスルールは遵守してくれるし、部屋も常に綺麗だったり、子育てにも理解があったりで嬉しいのですが、若者の方が、部屋は散らかっているけど、レビューはいいような気がします。やっぱり歳をとるとそれだけ見る目が肥えている!お金も持っている!良い家に住んでいる!だからもともとハードル高い。自分の住んでいる家の方が広く綺麗な家だったら、宿泊先が小さくて汚く古い家、ということになってしまうのでしょう。自分の家のマットレスがとても良いものだったら、「このマットレス質が悪すぎて眠れない!」となるのでしょう。結局人間、自分が基準だからね〜。

だから落ち着いた年齢の人にはタオルも今治の極上タオルを用意し、タオルケットもブランド品にしているし、清掃も気を使っているのです。しかしマットレスって良いもの追求したらうん十万とめっちゃ高くなるじゃないですか!勘弁してください。この前フィードバックに、「シンクを二階にもつけてほしい」と書いてありました。それ、設備投資いくらかけさせるんですか・・・。うちは旅館じゃないんですよ。

その分若者は、採点甘くしてくれる気がします。


とまぁ前置きが長くなってしまった。


ヨーロッパ男子二人組、夫に任せておいたので事前のメッセージやりとりが少なかったのです。チェックインの時間も、ギリギリまで聞いていませんでした。最初の自己紹介がとても丁寧で良い人そうだったので安心していました。地図など私から送ってあったのですが、彼ら、ファイルを見れていなかった様です。

しかしAirbnbの情報だけで来てしまいました。

もちろん、道に迷いました。

そしてあろうことか、警察に行ったのです!


夫の電話に警察署から電話がかかってきました。

夫は「よくわからないから出て」と。


下3桁が110だよ・・・・・。


「〇〇さんご存知ですか?」

「(誰だそれ、誰か知り合いが逮捕されたか?)はい?」

「〇〇さんと名乗る人が目的地がわからず迷っているのですが」最初何言っているかわからず、否定してしまいましたが、ゲストだ、とわかり

「あっ夫の友人のドイツ人ですね」

というと

「あぁ、ドイツ人か」となぜか安心した様な警官の声。

「〇〇署から連絡あり、今こちらにいます」

と。警察署二箇所で対応している・・・。


それもそのはず、その前日に、この地域で外国人が家に侵入したとかで、警察が行方を追っていたのです!!中東系だったかな。その放送が朝流れていたのです。それで「ドイツ人か」という発言だったのでしょう。

タイミング悪く、警察に出頭、じゃなかった道を聞きに行った彼ら。

彼らは日本初めての滞在で、日本の警察は優秀だと思っていたのでしょう。

や、やめてよねー心臓に悪い。迷子の子猫ちゃんじゃないんだから警察行かないで!

なんでヨーロッパ系はどうもアバウトというか、ノープランというか、行き当たりバッタリなんだろう。ていうか夫がそうなんですけど、もっとチェックインは神経を使わなきゃ!


夫が彼らを迎えに行き無事会えました。夫曰く、「僕たち地図を送っていなかったようだ」と。

むむっそんなことあるわけないでしょう!メールボックスを確認するとしっかり送ってありました。

会ってから、すぐに電話みせて「私地図送ったけれど、送られていなかった?」と聞きましたけど、なんだかモバイルでしか見ていなかったからファイルを開けなかったようです。


夫に「会って早々そんな問いつめ気味にいうなんて!」と言われましたが・・・。


打って変わってアジア女性二人組は、事前の地図もしっかり見たことを確認し、前日に来る時間を確認して、駅まで迎えに行き、各駅停車に乗ってしまったので時間がかかりはしたものの、無事スムーズなチェックインができました。うちの赤子は彼女らを見た途端、とっても機嫌が良くなり、ちょっと照れて隠れたりニコニコしたり、わかりやすく恋に落ちたようです。

彼女たちを家に案内した後、昼食をとりたいということで駅周辺を案内しました。


彼女たちと別れた後、バッタリドイツ人男性とも会い、ゲームセンターがないか聞かれたので、ダイエーのゲームコーナーまで連れて行きました。


チェックインやら2組ゲストの案内やら、「働いたー」と実感できる充実した1日でした。


相変わらず家周辺とダイエーしか行ってないけど。


さてさて、家に若者が2組来ていることだし、お互い交流できるようにみんなでディナーを計画しなくちゃ、ふっふっふ。

とお節介なことを考えているドタバタ主婦でした。


温厚なタイの家族とワイルド過ぎるブラジル夫婦

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

昨日地震大きかったですねー。おさまった後にゲストの部屋にいくと、ゲスト二人とも部屋から出ていて、女性は座り込んで頭を抱えていました。日本じゃ多いですけど、海外では全然経験ない人もいますものね。

「近くの公園が一時避難所になっている、もしこれから放送があったらそこに一緒に連れて行くから、」と伝えると少し安心したようでした。


災害用リュックは用意してありますが、長期滞在者以外のゲストには伝えていませんでした。町内会の避難訓練に出席したので、どう動けばいいかはわかっています。今後は災害用リュック+押し入れに災害用食料品と、一時避難所の位置もちゃんとハウスマニュアルに入れておこう〜。


さて今日は、まだ始めたばかりの頃の話。始めたばかりってどんな仕事でもそうですが、予想もつかないアクシデントやトラブルがあるんですよね。こちらも慣れていないし、一つ一つ反省しながら今後は繰り返さないよう対策をとっていくしかないというか。しばらくすると多少安定するんですけど、はじめはそりゃもうトラブル続出でした。といっても今でも毎回ドタバタしてますけどね。どうしてだろう。


初めてすぐの頃、タイの四人家族が2週間くらいだったかな、来ました。予約はお母さんの名前で実は兄妹が全て手配。日本に留学していて、休み中に親を呼びたいということでした。結構メッセージは饒舌で、「ドライヤーはある?布団はどうなっている?」と質問も多め。なのでこちらは相手が14歳とはつゆともおもわず〜。てっきり大学生くらいかと思っていました。先に兄妹が「道を教えて欲しい」と駅で夫と待ち合わせしたのですが・・。来てみてびっくり!若っ!!っていうかこどもだよ。彼らはあれだけメッセージは饒舌だったけれど、私たちに会うと「はい、いぃえ」しか言えなくなって緊張して黙り込んでいました。

そりゃそうよね。私も中学生の頃は大人って苦手だったもの。でも考えていることはいっちょまえで、大人と対等になんでもできると思っていて。でも実際はやっぱり子どもなんだっていう、中学生の、あどけない一瞬の思春期を思い出しました。

両親は温厚で、英語は苦手でしたが、赤子をとても可愛がってくれました。たまに「部屋に連れて行っていいか」と聞かれ、私の台所仕事の間に息子はゲストの部屋で遊んでもらっていました。


「あなたはその間休んで、自分のやりたいことして」って。お母さん、優しーーーー!やっぱり子育て経験ある母親は理解がある˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚


しかしうちの赤子は近くに両親がいると他人にも愛想がいいけど、親のいない部屋に行かれると大泣きしてしまい、結局あまり休めず・・・。ぐぬぬ


彼らからはお土産のタイのカップヌードルもたくさんもらい、お礼にタイのサラダ、ヤムウンセンを作ってあげました。「にている!」と言われました。・・・似ている、か。

彼らの息子くんは真面目で優等生タイプ。私が弟のような気持ちで話しかけているうちに少し打ち解けてきました。ライン交換し、やりとりすると、用事があるわけではないけど何気ないラインを送ってきたり、一緒に浴衣で夏祭りや上野アメ横に行ったりしました。青春!というかんじ。みんなで花火もし、動画も撮りました。

ほのぼの交流をとっていました。


そういう彼らの滞在中に、もう一部屋に短期(3泊4日かな?)でワイルドなブラジルカップルが来ました。中年ですが、新婚旅行カップルです。

彼らは確か以前にも書きましたけど、チェックインの日「荷物を置きにチェックイン前に朝早めに来る」といって私たちをジリジリ待たせた挙句、結局夜にきて私たちの休みをまる潰しにしたのですが、悪びれず「1日歩いてクタクタだわー」といっていた、なかなかなカップルです。しかし、一緒にディナーをし、その晩も夜遅くまでリビングで語り、お酒を飲み、戦争や文化の違いやいろんな事を話していました。タイ家族のガチガチ緊張していた1日目と対照的に、着いた初日からとってもフレンドリーで、まさに自分の家のようにめちゃめちゃ寛いでいました。良いんだけどね。それでも。冷蔵庫ピーピー鳴っているのに開けっ放しでそのまま話していて、もう早く閉めてくれと。それぐらい寛いでいました。


彼らはもうすでに夜1:00amなのに、「明日は日帰り富士山に行く、行き方はどれがいい?」と聞いてきました。えっ今から?プランアバウトすぎない?無謀だ、と思いつつ私は焦ってバスを探すハメになり、結局見つからず電車で早朝に出発していました。


その夜、私たち夫婦も遅くまで出かけており、彼らの方がやや早く帰ったのです。家にはタイ人の家族がすでに寝ていました。そして次に帰ったブラジル人、なんと鍵がうまく開けられなかったのです。私の家のドアには鍵が二つ付いており、一つは固くあまり機能していなかったのですが、タイ人の家族が両方の鍵を内側からかけていたようです。

ちょうど私たちが帰る直前、彼らも帰ってきたのですが、鍵が開けられない、困った!!さて彼らはどうしたと思います?ピンポンを押す、誰も出ない・・・


ちょうど帰ってきた私たちが見たのは、家の柱に足をかけて二階のベランダに登っているブラジル人男・・・。はぁ!??

ベランダから窓をドンドコ叩いていました。気づいた寝ているタイ人のお父さんがドアの鍵を開けてくれました。


私はとてもショックを受けてました。誰でもそうだと思うのですが、人が自分の家の屋根に登っていたら、びっくりしますよね。動揺してしまいました。夫が対応してくれましたがお互い興奮していて、何があったのだ?と聞いたら「鍵が開かなくてどーのコーのどーのコーの(早口)」まくし立てていました。

私たちは「無事で良かった、不便な思いをさせてごめんなさい」と、謝りたくなかったのですがとりあえず謝ったところ、


「もう少しで夫は足を踏み外して大怪我するところだったけど、入れて良かったわ」と。


なにぃぃぃ。勝手に人の家の屋根に登るだなんて突飛な行動をとったのはあなたのガキっぽい旦那じゃないの!と思ったのですが、抑えました。


普通、鍵が開かないからって、ベランダに登る?


でも日本人の普通は海外では普通じゃないのかもしれない・・・

あとでインターホンを確認しましたが、彼らが写っていたのは私たちのついた時間の7分前。

もうちょっと待ってくれても良くないですか?

日本人にはベランダに登るって発想はまずしないだろうな、としみじみ思いました。ワイルドすぎるよ。

ブラジル夫は40歳初婚、妻は再婚45歳くらいだと思うのですが、言動が若い上にワイルドすぎる・・。

ほらたまにいますよね。少年の様な、といえば聞こえは良いですが、要するにガキっぽい、良く言えば無邪気な中年。まさにそのタイプでした。

しかし悪びれない、ひきづらない。そこは見習いたいところですよ本当に。私はすっかりどーんと落ち込み、夜眠れませんでした。

次の日デパ地下で和風のお菓子をのし付きで買って、お詫びにと渡したところ「綺麗!こんなに綺麗じゃ食べられない!」と喜んでいました。

もちろんタイ家族にも渡しました。彼らは夜中に外国人が突然ベランダから侵入してきて、さぞや怖かったでしょう。本当に平謝りしたいのはこちらです。タイ人の息子くんにきくと、「地震かと思った」と。うぅぅ本当に申し訳ない。でもそれ以上は全く何も言いませんでした。優しいし静かで穏やかな家族でした。


嵐のようなブラジルカップルが去り、レビューは私たちの印象では微妙だったのですが(根は悪い人じゃないと思うのだけど、ワイルドだし我が道を突き進みすぎるのよ)彼らからのレビューはとても良いものでした。意外や意外。たぶんいっぱい交流を取れたのが良かったのでしょう。


タイ人の息子さんからは、一緒にとった写真がラインで送られてきたり、「知り合いが日本に遊びに来たいらしいけれど、部屋空いていますか」などと時々やりとりしています。若い子どものゲストさんが来た時は、今後の成長が楽しみです。


この時学んだ教訓は、「鍵を渡す時はどう開けるか実際目の前で行う〜。」でした。ホテルの鍵とかでも開けにくいのありますものね。実際目の前で実演して確認させた方が良いです。

家族と民泊報道、気になる世間の目

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

長くなるのですが・・

最近の民泊への報道についてです。


今日、私の家族がたまたま遊びに来て、「読売新聞に民泊について記事でてたよー、小さくだけど。」と持ってきてくれました。

私はテレビも新聞も見ないので、最近のニュースに疎いです。テレビはゲストが見るかもしれないとアンテナつないだので、一緒に見ることはありますが。だから新聞って貴重な資料。モバイルで見るにしても赤子が眠っている間だけ。簡単にヤフーニュースくらいしか、チェックできないんです。

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【民泊住宅地でOK、(貸主同居、日数制限30日あるかも)】


う・・・素直に喜べない。

あれれ、なんですか宿泊業界からの日数制限て。


私は自分の家族にはかなり初期から、家を買うときから民泊をやるってことを相談しています。その頃はまだ民泊について報道も少なく、全然騒がれておらず、世間の認知度も低く、「ホームステイの受け入れ」という感じで話していました。「面白そうだけど、防犯対策はしっかりね」と応援してくれています。

そして実際も、ゲストは1週間から10日の宿泊が主かな〜。次に1ヶ月、3ヶ月と、期間が長くなればなるほど、もうほとんど家族の一員として生活しています。

友人、家族として受け入れているので、短期より長期の滞在者は大歓迎。むしろ最近じゃ、1ヶ月以上に絞りたいくらいです。


それなのに日数制限付きって。3ヶ月希望の人受け入れられないじゃない。

いやもうすでに1ヶ月の学生からの問い合わせも予約も、数件きてますけど・・・。


私は今夫婦で生活している核家族です。

うちの家族(本物の)が遊びに来るときは、ゲストへも差し入れを持ってきてくれたりします。

たまに週末に、それぞれの国の料理でホームパーティーを開催するときは、私の家族も誘って参加しています。

いろんな国の言葉で話して、それぞれの料理を食べて、おっこれ甘い!とか、ハーブがきいてる!とか、それをこうやって使うんだ!と料理にも新しい発見があるし、それぞれの自国に住んでいる家族の話をしたり、これまでの旅の話をしたり、とても楽しい一時です。

それも民泊を始めた一つの目的で、本当に世界中に友人ができます。日本に住んでいるのに、世界中と繋がっているような、グローバルな感覚が持てるんです。

実際は家と公園とダイエーと児童館の行き来しかしていないっていうのに!旦那の帰りが遅く、子育て、いや孤育て中の主婦がですよ?

なんて素敵!と思いませんか?


独身時代は仕事の合間に、ワンコインでネイティヴと英語を話せる会〜〜など英会話学校のやっているイベントなどにもわざわざ良く参加していました。

が、今じゃ家では英語がメイン!

子どもにも、毎日のように英語を使えています。ネイティヴゲストに話しかけてもらえています。習わせたい習い事No.1の英語が無料で自宅でできる!しかも、生活の、暮らしに沿った生きた英語が。なんて国際的。


そ、それなのに年間30日規制される???

・・・じゃぁ、1ヶ月の学生を、年に一回だけ受け入れるか?


それ以外の11ヶ月は、ただただ夫の帰りを待つ孤育て中の主婦、家とダイエーと児童館の往復、に戻らなくちゃいけませんか?


そんな殺生な。


行動範囲は同じでも、ものすごい差がありますよ・・。

もう帰ってしまった長期滞在者は、私の家族をとても気に入ってくれて、「今度夏休みには自国の家にぜひ遊びに来て」と言われ、実際に実現しそうです。家族同士の素敵な付き合いになりそう。

もちろんいつもいつもあたたかな交流ができるわけではないけれど、ゲストの大半はいたって普通の、常識があり、思いやりもある、私たちとなんら変わらない人間です。むしろやや豊かな人が多いように感じます。「ホテルとは違った、日本の暮らしを経験したい、パックツアーはあきた」という理由で選ばれています。

だからうちの場合ホテルや旅館と競合するって雰囲気ではありません。生活感が溢れ出した、赤子の泣き声が響く家ですから。大体ホテルのような快適で清潔な宿泊を希望する人がゲストで来られると困ってしまいます。それにゲストもホテルや旅館に1-3ヶ月も泊まるのは厳しいでしょう。台所だって使いたいだろうし。

私はたまにゲストが箱根や伊豆に行きたい、北海道に行きたい、というときのホテル宿泊予約を代行してあげています。おすすめの温泉宿の紹介も。

旅館やホテルと、民泊は全然性質の違うものだと思うのです。新しく出てきた民泊に、「宿泊サービス」ということで、ものすごく警戒しないで、お互いに協力し合ったほうがいいと思うんですけど・・・。そんな日数制限なんて、長期滞在メインの場合どうすればいいんでしょう。


おおむね、なんだかんだあったけど、ゲストは良い人ばかりです。ちょっと私が愚痴っぽいだけで・・このブログではめっちゃゲストの文句言っているくせにーと思われるかもしれませんけど。それなのに、民泊って怪しい金儲け、外国人の犯罪の温床、治安の悪化を招くみたいに思われちゃっているのはとっても悲しいですね。

民泊の良さ、ホテルと違うところは、【事前にゲストをしっかり選べる、予約を受け付けないこともできる】ということ。

これは結構重要です。以前アメリカで同様に民泊をしていたおばあちゃんも、「私はゲストをしっかり選んでいる。何度もメールのやり取りをして、顔写真もしっかり載せてもらい、信用置けて、ちゃんと今後友人としても受け入れられるかで決めている。」と言っていました。

彼女はその窓口にairbnbを使い、信頼できる友人となった後でまた今度泊まりに来るときや家族を連れて来るときには直接やり取りするという、なんだか凄腕?なのですが。


民泊が、犯罪の温床となるということは、ホスト側がしっかりしていればあり得ないのです。

家主居住の住居だと変な人は絶対にとめたくないので、こちらも神経質に選んでいます。

もし家主不在の貸切だった場合はそこまで神経質にならなくても良いわけですし、やみくもに稼ぐホスト(外国人で多いらしいですね)がいると聞くと規制は必要だと強く思いますが。

税金の申告だって、私なんて子供が寝てから徹夜して、夫に休みまでとってもらって必死に申告しに行きましたよ。郵送だと聞きたいこと聞けないし。

最終的に税務署の税理士に、(利益少なすぎて?)申告必要ないって言われたけれど。

(去年は特に低価格だったので経費とほぼ相殺でした。タクシーで最寄り駅まで送迎した場合一泊分チャラになるという・・。)


しかし報道では、どうもマイナスなことばかり誇張されているような・・・え、そんなに閉鎖的ですか?日本って。最近はどこの家も割と気軽に海外旅行に行っているよね、それなのに「スーツケースがガラガラうるさい」って?みんなスーツケース持っていないの?車やバイクの方がうるさくない?うちは毎日子どもの手押車でガラガラやってます。アンパンマンのテーマまでかかり、相当ガラガラうるさい上に時々公園から家までずっと泣いていたりしますが、ご近所さんの目はとても優しく、工事現場の警備の人にも声をかけてもらっています。結局うるさいって、坊主憎けりゃ袈裟までにくい的な感じじゃないですか?


中国人がうようよで怪しい・・とか。いやいや外国いったらあなたも「ニーハオ」って手を振られますから!似たようなもんですって!

(私は海外旅行に行くときは、できるだけ日本人と思われるように頑張っていますが、残念ながら海の向こうでアジア人はみんな中国人のようです)


交換留学とか、高校生や大学生でも経験している人多いですよね。大学でも海外プログラムたくさんありますよね。英語が小学校から必修になる予定ですよね。それなのに、日本では「外国人がいる」って嫌がって・・ちょっと寂しい。と思いません?


あーきょうも愚痴ってしまったドタバタ主婦でした。


そういう世間の風を感じながらも、最近のゲストは「ご近所さんに道案内されてきた」って人が多くドキドキしています。ご迷惑おかけしています。本当に申し訳ありません・・・。

絶対わかる写真付き地図を送っているのに!

なんだかヨーロッパ系の、英語が第一言語ではないゲストは、英語を話してもあまり読むのは嫌なのか、それともどうにかなるだろう的な国民性なのか、送った地図はあまり見ずに、行き当たりバッタリできてしまいます。

たまに感じる世間の風と、自分の周りのあたたかな雰囲気のギャップに、どうも首をかしげてしまうのでした。



http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS29H3C_T10C16A5MM0000/


アフリカ系アメリカ人カップルと、呆然とする赤子

こんにちは、家の一室で海外旅行者を受け入れているドタバタ主婦です。

去年の夏のことです。10日間アメリカ人Wさんカップルが泊まりにきました。

彼女らは旅慣れしていて事前のやりとりもスムーズで、自分たちで家までたどり着きました。


「Hello〜〇〇san♪」と明るく陽気に家に入ってきた二人。


で・・・でかい!!

身体が縦にも横にも大きい!

カップル両方とも190cmありそうです。

私は思いっきり見上げる感じです。頭がドアの上部分にぶつかりそうで、ややかがんでいる二人。

そして二人とも100キロありそうです。そして黒い!さらにゴージャスなドレッドロング!

プロフィールの写真は本人のはずですが、全然、想像と雰囲気が違ったのです。

今までも夫の友達でアフリカ系のヨーロッパ人や、どこ出身かは知らないけれどブラックピープルと会う機会はちょくちょくあったのですが、彼らの登場には「おぉぉぉ」と圧倒されました。なんていうか、映画の中の人たちが現れたという感じ? ゴスペル歌いだしそう!天使にラブソングを系。


やっぱり日本に来ている外国人は、日本にちょっと染まっているんですね。

そういえばインドカレー屋のインド人は浅黒いくらいのこげ茶色なのに、旅行先の本場のインド人はみんなまっ黒で光っていて、びっくりしたことがありました。日焼けの差なのか?

とにかくWさんカップルには、良く渋谷の服屋の前や六本木でみかけるようなブラックピープルとは全然違った本場の風を感じました。なんだろう、ダイナミックなかんじ?


うちの赤子、二人を見た途端ポカーンと口をあけて止まったまま動かなくなりました。

いつもはお出迎えの時、「あだだだだー」なんて宇宙語で出迎えし、もっている物で珍しいものを奪おうとしたり赤子ダンスを踊ったりするのですが。

さすがに今まで全く見たことがない人たちだったようです。ずっと固まったままポカーンと彼らを目で追っていました。


しかし、そのダイナミックな容姿と裏腹に、Wさんはとっても優しい女性らしい、可愛らしい性格で、気さくな人でした。いつもニコニコ話しかけてきます。

「この家に入ると、小人の家に来たというか自分が大きくなった感じがするー」と照れていました。

「〇〇さん(私)と一緒にいると自分が巨人になったような気がするわ〜」

(いや実際けっこう巨人だよ・・)

「〇〇さんの靴と比べると私の靴お父さんの靴みたい〜」

(いや父の靴そんな大きくないよ 笑)


やっぱり日本人って、最近は身長が高くなっているとはいえ、世界では、小人なんですね💦家も小人の家。2m近くある人はみんな頭がぶつかりそうになっています。


Wさんと一緒に銭湯に行く約束をしましたが、なかなか時間が合わず。ある日彼氏の方が、「Wが一人で銭湯に行った」と言うので、心配になって後から私も入りに行きました。

だって・・この近所ではまず絶対に見かけないタイプの外国人が、昔馴染みのお年寄りが集まっているような普通の地元の銭湯に入るなんて・・・。大丈夫?


おそるおそる銭湯に入ると、ドレッドヘアをうまいこと上にくくりあげ、ジェットバスに浸かりながら目を閉じている彼女を見つけました。

良かった☺️


Hi!

と声をかけて一緒にお風呂に入りました。「ここの蛇口ひねっても出ない、壊れてる?」というので、見ると洗い場のシャワーの下の蛇口です。

強くただ押すと一定時間出るタイプなのでした。銭湯に多いですよねこれ。

外国人には難しいようです。


銭湯からは二人で仲良くかえりました。裸の付き合い、もうボーダーレスですね。なんか昔からの友達のように打ち解けました。お互いの彼(夫)との馴れ初めなんか話しちゃったりして。


それにしても、周りは近所の小さいおばあちゃんだらけ、年季の入った普通の小さい銭湯の湯船に、ドレッドヘアでワイルドなかんじのWさんが日本人さながら目を閉じて湯に浸かっている様子は、なんていうか、シュールでした 笑。


ある時家でご飯も一緒に食べて、洗い物で二人で台所に立っていると、後ろで夫が爆笑していました。

「二人の後ろ姿、母親とちっちゃい子みたい!!」

確かに常に見上げてますが、私の方が年上ですけど!?

私も、Wさんと一緒にいるとやせっぽっちの貧相な少女になったような気がしました。(いや実際は少女というかおばさんですけど・・)


赤子は彼らが帰ってくるたび、ポカーンとして、全然慣れませんでした。人見知りはしなかったものの。

Wさんも「この子いつも何か不思議なものを見るような目で見てくるんだけどー」と言っていました。す、すみません。


最後の日は「また来年来るわ〜」と言って、抱き合ってお別れ。

「これいらなくなったから、使ってもいいけど捨てておいてね」と残された靴は、やっぱり巨大でした。普通に靴箱からはみ出します。横にしか置けません。困ったので結局捨てることにしました。

民泊をしていなかったら、きっと一生出会うことのなかったでしょう。アメリカの空気を運んでくれた陽気でフレンドリーな彼らの滞在後は、なんだかすこし寂しかったです。